お客さんからWindows Updateがエラーになる。
という連絡をいただきました。
内容はそのまま、WinUpdateでエラー、再試行してもエラーというもの。
エラーになる更新プログラムは
「2024-01 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 のセキュリティ更新プログラム (KB5034441)」
で、結論から言うと
「今の所放置で良い！次の更新を待て！」
（このブログ書いてる時点ね。）
という結論になった経緯ですが、
エラー番号は「0ｘ80070643」
更新プログラムは「KB5034441」
という情報をもらって早速検索してみたらあっさりとヒット
情報があふれてました
「0ｘ80070643」は良く見るWindows Updateに関するエラー番号ですが、だいたいは他のソフトが干渉してたり、容量が足りなかったりと、何かしらの原因でWindows Updateがうまくいかなかったら出るエラー番号です。
で
今回はこいつ「KB5034441」
マイクロソフトのサイト情報によると
「実行中のPC上のWinREに安全な OS 動的更新プログラム (KB5034232) を自動的に適用し、攻撃者がWinREを使用してBitLocker暗号化をバイパスできる可能性のあるセキュリティの脆弱性に対処します。」
とのことで、
・要はセキュリティを強くしますよ。
・WinRE（ Windows Recovery Environment ）に適用しますよ。
ってものらしい。
問題は次なんですが、
「回復パーティションにインストールするんで250MB空き容量が必要だよ。」
ってやつ
どうやら
回復パーティションが250MBあってもエラーが出てるらしく、お客さんのPCを見た後、私のPC（回復パーティションは560MB）でもエラー出てました。
気付いて無かったが何度も失敗してやがる
マイPC
回復が2個あるのは、SSDに換装したときにいつの間にか増えてたことに気付いたんですが特に困って無いので放置
実際にWinREの場所の調べ方は
コマンドプロンプトでWinREの場所を確認すれば分かります。
○ 回復パーティションの確認方法
・コマンドプロンプトを管理者で開く
・「reagentc / info」と入力、Enter
画像のように説明が出た場合はもう一度入力
Windows RE の場所 ：
となってるのがWinREの場所とパーティションです
画像の場合はハードディスク0のパーティション4。
・「diskpart」、Enter
でDISKPARTにして「list disk」、Enter
でリストを表示し、私の場合はハードディスク0なので
「select disk 0」、Enter
でディスク0を選択します。
（ディスク0は環境によって違うので、WinREの場所に合わせてください。）
・「list part」、Enter
でパーティションの一覧が表示されます。
私の場合はパーティション4なので560MB
確認したら「exit」、Enterを2回繰り返せばコマンドプロンプトが終了します。
ネットを物色してたら1GBでもエラーになる人もいるとか
マイクロソフトのサイトでは、回復パーティションのサイズを拡張するようにや、その方法が説明されてますが、正直難しいし、更新プログラムが出ると思うので、今のところは放置でいいんじゃないかと思います
そもそもBitLockerに対応してないPCはやる必要もないし
（マイPCも非対応）
ちなみに、
お客さんのPCはBitLockerに対応してない＆回復パーティションが無かったので、とりあえず放置でいいですよー。
って伝えました
エラーは嫌だ！自力で今すぐ対応させたい！
って方はマイクロソフトのサイトを貼っておきますので参考にしてください。（自己責任で）
KB503441のエラー対処備忘録を書いてくださっている方がいたのでそちらも貼っておきます。
BitLockerについては以前記事にしているのでそちらを参考にしてください
↓
