青空に照らされた杜の参道を下る~冬至丹後元伊勢行(3)←(承前)
さらに参道を下って行きます。
鬱蒼とした杜の中へ、太陽の光が柔らかく届いていました。
木々は生い茂っていますけれど、明るい木漏れ陽が参道を照らしています。
よく踏み固められ、手入れされた下り道ですから、サチエもご機嫌な様子。
サルノコシカケ的なキノコ。
もしかして、煎じて飲めば霊験あらかたかも知れませんが、もちろんここは境内ですから眺めるだけです(笑)
苔むした巨木が立ち並んでいます。
枯れ枝など落ちていませんでしたから、こちらも正月前ということで、きれいにお手入れされていたのかもです。
空はちょっと雲模様となって来ました。
そろそろ麓近く。
雲で陽射しも弱まって、さすがにちょっと冷えて来たようです。
思っていた場所へ杜から無事に出ることができました。
そこから来た道を戻り、宮川を渡る橋のたもとから上流方向、豊受大神社の鎮まる舟岡山の杜を望みます。
こちらは宮川の下流方向。
空が高く、雲が幾層にも浮かんでいます。
大江高校前駅ホーム。
この駅の愛称は「元伊勢外宮駅」だそうです。
こちらは宮津方面へのトンネルで、次は、大江山口内宮駅へと向かいます。
大江高校前駅近辺の案内看板。
なかなか魅力的な地域であることが分かります。
猫の目のように目まぐるしく雲の様子が変わって行きます。
手前に低く垂れ込めた黒っぽい雲は雨雲でしょうか。
西の山向こうからグイグイと雲がダイナミックにやって来ます。
青空が高い分、その対比で雲がまさに生き物のごとく蠢いていました。
列車の到着。
次に目指す皇大神社は、ここから二駅目の大江山口内宮駅で下車となります。
(つづく)→ 大江山口の元伊勢内宮皇大神社へ~冬至丹後元伊勢行(5)