宮川に浮かぶ舟岡山の豊受大神社~冬至丹後元伊勢行(2)←(承前)
青く澄んだ上空を、しばらく仰ぎ見ました。
白い雲が流れ出ては消えて行きます。
雲は同じ姿を長く留めず、風に流されながら悠々と変化していきます。
杜の木々も、冬至という季節に拘わらず、空の青に映えていました。
雲の動きは速いのですが、地上の風は穏やかで、木々も静かなままです。
舟岡山での穏やかで雄大な空模様を堪能し、ようやく境内を出ることとしました。
おそらく正月に向けて掛け替えられた、真新しい注連縄をくぐります。
いつも通り、再訪を期して一揖。
『福知山十景』
元伊勢三社
Motoise Sansha
・元伊勢三社とは、元伊勢外宮豊受大神社、元伊勢内宮皇大神社、天岩戸神社の総称です。
・ここ元伊勢外宮豊受大神社は、丹後地方へ天下った農業の神様「豊受大神」がまつられた神社で、伊勢神宮外宮の本宮と言われています。
福知山十景めぐり
大原神社と産屋~約23km~福知山城と福知山踊り~約1km~由良川と音無瀬川と花火大会~約10km~天寧寺~約25km~小倉の玄武岩~約23km~長安寺~約7km~三段池公園~約1km~元伊勢三社(外宮~約3km~内宮~約0.4km~天岩戸)~約5km~二瀬川渓流~約6km~大江山連峰・ブナの原生林・雲海
福知山市観光振興課
石段の上にまで戻ってきました。
燈籠の手前、右下の方へ石段は下っています。
けれど向こうには地道の参道がありました。
これは多分、来る時に見かけた杜の中へと入る地道↓に繋がっていると思われましたから、こちらから行ってみることにします。
何だか不安げなサチエ。
右手にある来た道の石段を降りたいようでしたが、それはつまらないので、未知の参道へと促します(笑)
地道の参道へ入って、後ろを振り返ります。
左下が、登ってきた石段となります。
杜の中をイイ感じの地道が続きます。
地図で見ると、大体このようなルートで↓舟岡山の尾根を緩やかに下っていました。
本当にこの参道で思ったところに出るのかどうか、少し不安なままのサチエですが、明るい木漏れ陽に足取りも軽くなったようです。
けれど中々先が見えません。
参道はまだまだ続きます。
(つづく)→ 杜を抜けて宮川を渡り駅へと戻る~冬至丹後元伊勢行(4)