列車を乗り継いで福知山の大江へ〜冬至丹後元伊勢行(1) | 日々のさまよい

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今から1年半前、2014年の冬至に丹後の元伊勢へ行って来ました。


それまで長らく夏至と冬至に合わせ伊勢へと通っていましたので、ちょっと趣向を変えてみようと思いついた次第です。

 

行程は以下の通り。

 

2014年12月(夜明06:29/日出07:04/日入16:50/日暮17:25)

 

21日(日)
大阪駅06:43JR丹波路快速(福知山行)→08:57福知山駅09:16北近畿タンゴ鉄道宮福線*(宮津行)→09:44大江高校前駅…豊受大神社…大江高校前駅11:29→11:36大江山口内宮駅…元伊勢観光センター/そば処いわと(昼食)…皇大神社天岩戸神社…大江山口内宮駅15:22→15:55天橋立駅…天橋立桟橋16:00天橋立観光船→16:12一の宮桟橋…坂元家…お食事処おぐら(夕食)

*2015年4月1日より、北近畿タンゴ鉄道宮福線・宮津線の鉄道運行事業はWILLER TRAINS株式会社に移譲され、現在は京都丹後鉄道の名称で鉄道運行事業が行われています。そのため運行時刻にも若干の変更がありますのでご了承ください。

 

22日(月)
坂元家06:00…眞名井神社籠神社…コーヒーハウスブレス(休憩)…府中駅09:15ケーブルカー→09:19傘松駅…冠島沓島遥拝所…10:00成相寺登山バス→10:06成相寺山門前…成相寺11:30→11:37傘松駅…AmaTerrace(昼食)…12:30ケーブルカー→12:34府中駅…天橋立(天橋立神社磯清水・廻旋橋)…智恩寺…天橋立駅前16:45高速乗合バス大阪線→19:25大阪

 

 

 


大阪から乗った福知山行のJR丹波路快速が兵庫県三田市を抜けて篠山市の南矢代駅を過ぎ、篠山口駅へと近付いた辺り。
北へ向かう列車の右手、篠山盆地の南端に聳える槙ケ峰から冬至の朝陽が出ました。

 

 

 

 

篠山口駅を出ると、列車は次第に進路を西方へと向けるため、朝陽は徐々に後方へと遠ざかります。

 

 

 


もうすぐしたら、篠山盆地に朝陽が届きます。


Wikipedia/篠山盆地

 

 

 

 

それから約1時間後、兵庫県の篠山市から丹波市を縦断し、京都府の福知山市へと入りました。


この福知山盆地は、京都府北西部の丹波高地北端に広がる断層盆地で、由良(ゆら)川の沖積平野をその周辺の広い洪積台地がとりまいている、とのこと。

 

また福知山市は、廃藩置県以前は丹波国・丹後国であり、唯一丹波国と丹後国にまたがる基礎自治体であったとのことです。

 

Wikipedia/福知山市

 

 

 

 

JR福知山線の終点福知山駅で、北近畿タンゴ鉄道(現在は京都丹後鉄道)の宮福線(宮津行)へ乗り換えます。
外観はちょっとレトロな雰囲気ですが、内装はこざっぱりと現代風に改装されていました。

 

 

 


「福知山→宮津」の表示。


宮津市は京都府北部に位置し、日本海の若狭湾西端に面して日本三景の天橋立がある今回の最終目的地となります。

 

Wikipedia/宮津市

 

 

 


宮津行の列車を大江高校前駅で下車し、豊受大神宮(外宮)元伊勢のひとつに比定される豊受大神社へ徒歩で向かいます。

 

この川は、丹波高地から福知山を経由して若狭湾へと注ぐ由良川の支流となる宮川。
地図で見てみると、その流れは豊受大神社の境内地を包むように湾曲しており、さらに遡上すると皇大神社の参道に並行して、天岩戸神社にまで至っています。

 

つまり、ここ福知山の元伊勢三社(豊受大神社・皇大神社・天岩戸神社)は、この宮川によって繋がれているということになります。

    
神社と古事記/福知山市大江町の元伊勢三社 - 皇大神社、天岩戸神社、豊受大神社 京都の伊勢神宮の元宮

 

 

 


温かい缶コーヒーで暖を取りながら歩きました。

 

 

 


ようやく「元伊勢外宮」の看板を発見。
燈籠もありますし、ここが入り口なのでしょうか…?

 

 

 

 

道に入ってみると、「豊受大神社」の石標もあります。


しかし、舗装された歩道は左へと折れていますが、正面には杜の中へと入る地道があり、もしかしてそこが参道なのかとも思えますけれど、どうしたものか分かりません。

 

 

 


これが参道とおぼしき地道。
けれど、いきなりこれもないかなと考えます。

 

 

 


ともあれ、舗装された道の方を行ってみることにしました。

 

 

 

 

これはこれで、どこへ向かっているのか見当がつきません。

 

 

 


弓道場のようです。

 

 

 

 

どうやらようやく、一般的な正面の表参道へ出たようです(苦笑)
となれば、先ほどの杜へと入って行く地道は裏参道か、あるいは元々の表参道かも知れません。

 

こちらの石標はより大きく、先ほどと同様に「豊受大神社」とあります。

 

 

 

(つづく)→ 宮川に浮かぶ舟岡山の豊受大神社~冬至丹後元伊勢行(2)

 

 

 

 

 

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