あ。

これ、パターンだわ。

と、気づいた。

 

 

それぞれの出来事の内容は違うのだけれど。

「この感じ」

過去にも味わったことがある。

 

これってパターンになってる。

ということに気づいた。

 

 

うん。

確かに繰り返されてきた、このパターン。

 

 

そう。

人間関係。

いわゆる「仲間」という括り。

 

ほかのひとたちはみんな機嫌良さそうにやっているけれど、わたしは少しずつモヤモヤが溜まっていく状態。

 

 

同じことを同じように繰り返すこと。

それに安心感と居心地の良さを感じるひともいる。

 

でも、そこで停滞するのではなく、もっと向上したいと思うひとだっているわけで。

 

みんな横並びで、足並み揃えて、無理せず、のんびり。

というのでは、物足りなくなってくるのだ。

 

でもなぜか、その場所から抜け出すことに罪悪感を感じてしまう。

 

「裏切り者」

「わたしたちを放っておいて、自分だけ抜け駆けするつもり?」

「あんたはいいよね」

 

という言葉が聞こえてくるのだ。

 

そして、

 

「どう思っているのか知らないけど、ここだからやっていけるんだよ。ほかではあんたなんて使いものにならないよ。感謝しろよ」

 

というトドメのセリフがやってくる。

 

毎回、その声に屈して、留まることを選ぶのだけれど、もうその場所はわたしにとって楽しくない。

 

 

ほんとうは、もっと踏み込んでやってみたいのだ。

ほんとうは、もっと深くやってみたいのだ。

ほんとうは、もっと高みを目指したいのだ。

 

でも、そう思うたび、

「どうせお前には無理だ」

という声が、わたしを脅しにかかる、潰しにかかる。

 

、、、わたしは、動けなくなる。

 

 

 

といういのが、ずっと繰り返されてきたパターン。

 

 

で、今回も、そのパターンにハマりかけていた。

 

 

が、しかし。

それがパターンだということに気づいたので、さっさと抜け出した。

 

あっけないくらいに、抜け出せた。

 

けど、最初の一歩はめちゃくちゃ怖かった。

 

 嫌われる

 見捨てられる

 相手にされなくなる

 

といった恐怖心が湧き上がってきた。

 

 申し訳ない

 ここまで育ててくれたのに裏切るようでゴメンナサイ

 

という謎の罪悪感も。

 

 

だけど、もう嫌なんだ。

パターンにとらわれて、動けなくなるのは、もう嫌なんだ。

 

 

だって、どうしたって、変化ってしていくものだし。

まだまだ停滞したくないし。

もっともっと学びたいし。

 

 

えいやっ!

 

と、踏み出した。

 

その先には、おもしろく興味深い場所がたくさんあった。

 

拒絶されなかったよ。

ウエルカムしてくれた。

 

留まっていては、知ることのなかった世界。

 

いまはそこで、たくさん吸収し、学んでいきたいと思う。

 

「うん、右に行きたいー♪」

 

そう感じて、右へ動く。

 

動くにはエネルギーが必要だけど、感じたほうへ動くんだもの、とってもスムーズで心地良い。

 

そしていろんな経験をし、またそこから世界が広がっていく。

 

 

 

ところが、

 

「うん、右だよね。わたし、右に行きたい!でも、お母さんの顔を見たらなんだか行ってはいけないような雰囲気だし、お父さんはそっちへ行くならもう戻ってくるなって言うし。やっぱりわたしの考えはおかしいのかな。行きたいけど、、、我慢しなきゃ」

 

本当は、心がすでに右へ行っているというのに。

 

 

こういうとき、

 

①湧き上がってくる自分の自然な感情や感覚とは別の、他人の意思や思惑を汲み取ろうとするためのエネルギー。

②右に行こうとするのをグッと引き戻すためのエネルギー。

③それでも惹かれる方向へ動き出そうとするのをガチッと抑え込むためのエネルギー。

④惹かれる気持ちを諦め抑え込むためのエネルギー。

⑤行かなくて正解だったんだと自分をごまかすためのエネルギー。

 

少なくとも、この5つのエネルギーが必要となり、消費される。

 

見た目、なんにも変わっていないのに。

一歩も動いていないのに。

 

それでも、エネルギーは大量に消費されて、ヘトヘトになる。

 

 

ヘトヘトになって疲れ果てて、起き上がれなくて寝込むようになったわたしを見て、ひとは言う。

 

「なにもしていないのに、疲れるなんておかしいよ」

「好きなことを見つけてやってみたら、きっと元気になるよ」

 

エネルギーが空っぽなわたしは思う。

 

(好きなことって、、、わたしに好きなことなんてあったっけ?)

 

 

というのを、わたしは繰り返していたように感じる。

 

こどもに必要なのは、、、。

 

コントロールではなく、サポートなんだなあ。

 

そう、つくづく思う。

 

 

コントロールしようとしたところで、できるものでもないしね。

 

だったら、すくすくのびのび育つよう、サポートするのみ。

 

 

たくさん話しを訊いて、あれこれしゃべって、いっぱい笑う照れ

 

だって、おもしろくて、たのしいんだもん爆  笑