さて、三条の滝を後にし、少し登り返せば良いものを、平滑の滝(ひらなめのたき)へ向かいました。
ミヤマカラマツ
適当に撮った写真が多くなってきました・・・
平滑の滝
文字通り、一枚岩のような形状の斜面を、流れ落ちる感じでした。
落差とかいう例えは通用しない滝ですね。
上流側も良い景観なのですが、下に枝が溢れていて、写真に撮れる感じではありませんでした。
当初の本日の目的はこれでコンプリートだったはずですが、ここから元湯温泉側へ向かいます。
この先に折り返して帰る道もあったのですが、まだ朝の9時台でしたので、少し足を延ばします。
ここから見晴までの間は、今後もなかなか歩く機会が無さそうというのもありました。
オゼヌマタイゲキ
トウダイグサの仲間のようです。
尾瀬ヶ原方面の展望が開けました。
タテヤマリンドウ
至仏山
ワタスゲ
東電小屋分岐を過ぎ、見晴方面へ向かう。
カオジロトンボ
高山系のトンボです。
この辺では平ヶ岳とか尾瀬周辺で見れます。
ウマノアシガタ
見晴到着
山の鼻まで6.0km
しかし尾瀬沼まで8.3km・・・
あの、遥か遠くに見える至仏山の麓へ行くよりも遠いのか!
しかも山越え・・・
美味しそうなビールののぼり旗が気になりますが、先を急ぎます。
平滑の滝で折り返せは5kmくらいだったはずですが、そこから末に1時間近く歩き、更に8km以上の山越えで、ようやく沼尻かと思うと、失敗したなぁ・・・とここで気づきます。
後で思えば、ここからの山越えと、沼山峠の山越えを考えたら、ここから引き返した方が体力的にも時間的にもお財布にも優しい選択だったと言えるでしょう・・・
このまま行くと、最終的にはシャトルバスを利用しないと駐車場まで帰れませんから。
ヒラタケが出てました。
雪解けの遅い山中の沢では、まだ水芭蕉。
黙々と歩きようやく沼尻(ぬしり)
右へ行くと曲り田代~三平下を経由して長蔵小屋へ。
やや遠回りなので左へ。
まだまだ先は長い・・・
ホオアカ
モズ
もう、とにかく歩くだけ。
背中の三脚がやけに重い・・・
あまり立ち止まる事もなくなり、ようやく三本カラマツから大江湿原へ入る。
ネギ坊主みたい・・・
ギョウジャニンニクの花でしょうか?
ツマトリソウ
コイワカガミ
地元の山でみるオオイワカガミと比較すると、かなり小さくてカワイイ。
ハクサンチドリ
オオクルマムグラ
ズミ
ツルコケモモ
ミゾホオズキ
オトシブミ
沼山峠を登り返し、ようやくシャトルバスの所まで着きました。
いや~なんだか疲れました。
燧へ登った時よりも遥かに疲れました・・・
やはり地図(スマホ)は忘れたら取に戻るのが正解ですね。
まぁ、これで、燧ケ岳を含む沼周辺から西側は、結構歩き倒したことになります。
次回はニッコウキスゲの咲くころ行ってみようと思います。