その後、天神田代という小さな湿原を越えると、森の中を進みます。
これが天神田代だったのか、兎田代だったのか定かではありません・・・
似たような所ばかりで、先を急ぎました。
レンゲツツジやナナカマドも咲いていました。
いくつ湿原を越えたか分からないくらいの山奥。
突如、立派なつり橋が待ち構えていました。
裏燧橋。
先の湿原と前後しているかもしれません・・・
森の中ではギンリョウソウがありました。
そして初めましてのオゼマイマイ
そして渋沢温泉や小沢平方面への分岐点。
やや笹薮の藪漕ぎっぽく、道が刈払われているか微妙です。
小沢平から来ると、ここに合流するしかないのかな？
このあたりから滝の音が聞こえています。
滝に向って下ります。
登り返すのか・・・と思いやられる下りです。
そして朽ちかけた橋などを渡り、急な丸太の梯子をいくつか降りると展望台です。
展望台も朽ちています。
手すりは錆びた針金で留まっています。
体重をかけると危険な感じです。
この滝を撮る為に、わざわざ大きな三脚を担いできました・・・
NDフィルターを付けて若干滝を白く流したかったので。
結局イマイチ上手に撮れませんでしたけど・・・泣
やはり風景写真は苦手です。
日本百名瀑 三条の滝
滝の対岸は魚沼市、展望台側は桧枝岐村だと思います。
ここで荷物を下ろしたついでにおにぎりを食べました。
今日のコースはここまでのピストンという計画でしたが、天気も予報よりも良さそうなので、平滑の滝まで足を延ばしてみます。
ツリバナ
少しピンボケ・・・
アカモノ
ここに来るまでみませんでした。
意外と尾瀬には少ないのかもしれません。
家に帰って写真を見て気づきましたが、この中に白花が１輪隠れています。
元々淡いピンクなので、白っぽいわけですが、１輪だけガクが緑色なので白花だと思われます。
アカモノの白花は初めて見ました。
オオルリ
あちこちで鳴いていました。
そして平滑の滝（ひらなめのたき）
岩の上から見下ろすだけですし、下の木々の枝が邪魔で、余り景観は望めませんでした・・・
前後の渓も美しく、もう少し良見えたらなぁ・・・と思います。
そして、ここでお会いした初老のご婦人が、山の鼻（鳩待ち峠側）から、ここまで２時間だったという話を聞いて、もう少し足を延ばしてみよう・・・まだ朝の９時じゃないか！
っと無計画な山歩きはNGという事を忘れて元湯山荘方面へ歩くのでありました。
AM5：00～御池スタートで、写真を撮っている時間を含めて既に４時間経過。
ここで引き返しても、結構な距離がある訳ですが、まさかこの後、そんなに長いとは思いもしませんでした。
如何せん、車の中にスマホを忘れ、山渓の登山地図はスマホアプリを利用していますから、事前に地図は良く見てきましたが、予定外の行動になりまして、その経路の記憶はそれほど定かではありませんでした。
見晴～沼尻まで５０分くらいだったかな？と思っていましたが、この後の実際のコースタイムは
東電小屋分岐まで２０分
見晴まで１５分
見晴新道分岐まで１５分
白砂峠まで１：３０分
沼尻まで３５分
計１７５分
更に
長英新道分岐まで４５分
三本カラマツまで２０分
大江湿原～沼山峠１：１５分
計３１５分＝５時間１５分
重いカメラとレンズ２本、三脚まで担いでなかなかハードな山歩きとなりました。
後半へ続く・・・