European Rail Timetable のNewsLetter （ヨーロッパ鉄道時刻表、以下ERTと略）THE FRIDAY FLYER 22.Mar.2024 の日本語抄訳です。
【スペイン】
2024年4月8日より、スペインのマドリードにあるチャマルティン＝クララ・カンポアモール駅発着便のダイヤに大幅な変更が発生する模様。ここにはブルゴス〜ムルシア間に新設されるAVEも含まれる。詳細は4月号に掲載する。
ブログ筆者補足
下記地元紙の記事によると、マドリード・チャマルティン＝クララ・カンポアモール駅（旧チャマルティン駅）の大規模改修が要因のダイヤ修正。１年後の2025年4月には現在倍の長距離列車を収容できる駅構造となるようです。
【フランス／ベルギー】
ベルギー国鉄の国際列車だが、今年の夏にパリ〜ブリュッセル間にユーロシティ列車の運行を計画している。１日２往復がモンス経由の在来線（高速新線開業前）ルートで運行される。
ブログ筆者補足
この関連記事を、2023年7月のThe Friday Flyerでも取り上げていました。
この当時は2024年12月運行開始を目指している旨をお伝えしましたが、今回の記事ではパリオリンピックに間に合わせる形で運行を開始するようです。IRJの記事を参考にしたところ、オリンピック会期中の7月24日〜8月11日と、パラリンピック会期中の8月28日〜9月8日で１日１〜２往復（平日／週末で異なる模様）運転するようです。２都市間の所要時間はフランスで行われる工事の影響で平日は約3時間、週末は約4時間になるという。途中停車駅としてベルギーのモンスが挙げられていました。
前倒し実施は繁忙期対応であると同時に、１２月からの本サービスに向けた先鞭をつけるテスト運転と見ることができます。車両の運用や予約状況等、気になる点はたくさんあります。
本日は以上です。
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参考文献 European Rail Timetable Spring Edition 2024