European Rail Timetable のNewsLetter (ヨーロッパ鉄道時刻表、以下ERTと略)

THE FRIDAY FLYER 19.Feb.2021 の日本語抄訳です。

 

以下、NewsLetterの本文とその補足です。

 


 

【アルジェリア】

SNTFは、アルジェ - アナバ間(between Alger and Annaba)の昼間便を再開(Table4040)。アルジェ発は月・水・金曜日の0625時、アナバ発は火・木・日曜日の0610時で、所要時間は約10時間。両都市間で昼間便が運行されるのは2007年以来で、2020年にはCOVID-19の影響で夜間便が運休されている。オラン-アルジェ間のサービス(Table4020)は、1日2便から4便に増便されている。

 

→ブログ筆者補足

アルジェリアはアフリカ北部の国ですね。フランス占領下の影響で、国鉄名称もフランス語名称の頭文字を取ったものです。(Société Nationale des Transports Ferroviaires)。アルジェリア内のアルジェとアナバの位置関係は下記の地図の通り。

 

最新のERT Table4040を見てみましたが、今回の記事にあった列車は「再開」ではなく、「新設」の位置付けのようです。

 


 

【オーストラリア】

2021年3月4日(木)、インディアン・パシフィック号(Table6390)の運行再開。アデレードを21:40に出発し、土曜日の15:00にパースに到着します。

 

→ブログ筆者補足

オーストラリアを東西に横断する長距離列車です。時刻表紙面にはシドニー中央駅〜アデレード〜パース間での運行ダイヤとなっていますが、今回再開されたのが、アデレード〜パース間と部分再開のようですね。

European Rail Timetable Winter 2020/2021より

 

 


 

【スペイン】

マドリッド・チャマルティン駅がマドリッド-チャマルティン-クララ・カンポアモール駅に改称されたが、また別のマドリッドの駅名が改称された。地下鉄1号線のアトーチャ・レンフェ駅は、アトーチャ・コンスティトゥシオン・デル78に改名されました。

 

→ブログ筆者補足

 

アトーチャ・コンスティトゥシオン・デル78。直訳するとアトーチャ・(スペイン)1978年憲法駅。政治干渉を匂わせる動きですね。これ以上のコメントはしませんw

 

今回は以上です。

 

参考文献 European Rail Timetable Winter 2020/2021