六郷満山の無明橋と寺院ハイク | 九州より愛をこめて… 

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こんばんは、デジkota9です!

 

 

 

秋の国東半島山登り3選です。

山登りと書きましたが、ハードなものではありません。中には体力いらずなところもあったり…

 

さて、この国東半島のあたりは仏の里とも呼ばれている地域で、寺院や石仏など多く見られます。

たどり着くのに山登りしていく必要があったりして、今回はそういう場所をターゲットにしました。

まだ残暑厳しい頃から最近にかけてのお出かけ模様となってます。

 

まず最初は

無明橋へと向かいます。

 

 

豊後高田市には天念寺と中山仙境のそれぞれに無明橋というのがあるのですよ。

無明橋の定義は知りませんが、どちらも断崖絶壁に掛かる橋という点で共通しており、落ちたら命が無いような、そんな橋です。

天念寺の方の無明橋には、かつてタレントのあばれる君がここを訪れ、渡るのにビビる様子がオンエアされ印象に残っていました。しかしその天念寺の方は無明橋への案内は一応あるものの、山道の入り口には関係者以外はご遠慮ください的なことが記されており、そこまでして踏み込もうとは思えず、今回は中山仙境の方の無明橋のみ行くことにしました。

 

 

 

 

中山仙境… その昔「大魔所」と呼ばれた僧侶の修行の道だったそうです。

この登山口から無明橋までは約30分とのこと。

 

 

 

序盤から中盤にかけては、それなり傾斜はあるものの杖などは要らない、およそ一般的な登山道といった感じでした。

 

 

 

 

 

随所にお地蔵さんが見られるのは国東半島らしいでしょうか。

 

 

 

中盤以降は鎖場が出現。

結構な傾斜に見えるでしょうけど、誇張しているでもなく、わりと急な角度を上がっていきます。

 

 

 

 

 

鎖場は何ヶ所か出現しました。

結構しんどいな…ネガティブ

終盤にきて連続すると「またかい!」ってなりますが、そろそろ着くだろうという思いで前に進んでいきます。

 

 

そして

 

 

 

着きました。無明橋です。

確かに崖どうしに掛かっているけれど、横に迂回路が見えていて思ったよりは怖くなく、スルスルっと渡れました。

後で知ったのですが、写真のように二本の石材で組んで支え合っている構造とのこと。これ知ってたらもうちょっとスリルあったかな(^o^;)

 

 

 

ここで引き返し、下山までの活動時間は約1時間。

無明橋の標高が250mくらいのようで、標高差160mくらいを登り降りしてきたようです。

これが中山仙境の一部に過ぎないとは… 

かつての僧侶は過酷な修行を積んだのだと思いました。

 

 

 

 

道の駅くにみで糖分補給&クールダウンです。

 

 

 

 

 

お次は高山寺

 

こちらもトレイルコースの一部として歩いて来れなくもないですが、クルマで行くのが一般的なようです。

そんなわけでここは山登りではなく、クルマでスルスルっと上がってきました(^^ゞ

ただし道が随分と狭いという触れ込み。確かに狭いけれど、離合ポイントもあるし舗装状態も良くて、個人的にはさおほど苦労はしませんでした。

ただ、狭い道の運転が苦手な人は苦になるでしょうね。

 

駐車場も400mはあるような標高だけど、曇天で眺望はあいにくでした。

 

 

 

 

 

 

駐車場からすぐ山門が見えます。

 

 

 

山門から歩いて3〜4分で本堂へ辿り着きました。

 

 

 

 

標高もあって人の出入りもあまり感じない高山寺ですが、かつて六郷満山を代表する寺として栄えていたそうです。

標高571mの西叡山8合目に位置し、市の観光サイトによれば高山寺のある西叡山は、京都の比叡山、東京の東叡山と並び、日本三叡山と呼ばれていたとのこと。

平安末期に建立された高山寺ではありますが、江戸時代に焼けてしまい、再建されたのは昭和59年になってからのようです。

 

 

 

 

 

ひっそりとしていますが、庭は見事なくらい手入れされていましたウインク

 

 

 

 


 

 

最後はこちら

 

 

 

 

応利山登山口

登山口となっていますが、目指すは報恩寺奥の院です。

 

 

 

 

登山道となってはいますが、石段と舗装路ばかりで足場は良好です。

しかし侮るなかれ

傾斜はかなりキツイですゲッソリ

 

 

 

振り返れば豊後高田市街がよく見えます。

 

 

 

石段の高さ具合をiPhoneで比較。

 

 

 

 

 

鬼石なんてのがあったり

 

 

 

相撲場跡とのことで、ここで相撲をとっていたのでしょうか真顔

仁王像も置かれていました。

 

 

 

 

まだ上がるのかな〜 降りる時に何段か数えたろ…

なんて考えていると、間もなくたどり着きました。

 

 

 

 

 

報恩寺奥の院です。

奥の院となっていますが、どの報恩寺の奥の院なのかは不明。

国東半島にいくつか報恩寺が存在するみたいなんですけどね。

 

標高が264mで豊後高田市街地もよく見えます♪

天気が良かったので本州の白いドームらしきものまで見えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうちょい上まで登りまして、あとちょっとで応利山頂上だったみたいです。

ただし頂上といっても開けた眺望ではないみたいなので、キリのいい所で引き返した感じでしょうか(^_^)

 

 

 

石段の数を、降るときに数えてみましたら405段でした。

 

報恩寺奥の院の標高が264m 応利山頂上は標高297.4mだそうで、標高差200mくらいを往復したことになるようです。

活動時間は1時間。

数日して筋肉痛がしばらく続くことになりましたσ(^_^;)

昨年の今頃に訪れた3333段の石段に比べれば屁でもないはずなのに、運動不足の表れですねゲロー