今回は、下り方のコツ
走り方というと、下半身に目が行きがちですが、下りは体全体を使って走ることになるので、上半身の使い方がポイントです。
特に腕がポイントです!
基本はロードで走るときの腕振りで良いのですが、急勾配な下りや、凹凸のある斜面の下りの場合は、腕を開いていたほうがバランスがとりやすいです。脇といったほうがわかりやすいでしょうか??
例えば、皆さんサーカスで綱渡りをする芸を一度は見たことがあると思います。
思い出してください。
人はバランスを取ろうとすると、両腕を大きく開きます。腕を広げて、その上げ下げで体重を移動して、バランスをとっていますよね。
これは山の下りでも同じで、凹凸のある山道なので、ロードで走るような走り方をしていると、非常にバランスが悪く、転倒してしまう恐れがあります!なので腕は大きく開くような感じでやってみると走りやすくなります。
山道の下りを走ることは、意外と怖いもので、恐怖心から重心が後ろになってしまいがちです。
ただし、ロードの場合でもそうであるように、重心が後ろになってしまうと、脚が前へ出にくくなってしまいます。
最初は、山の下りで怖いかもしれませんが
重心は前にして走りましょう!
私も最初はビビりましたが、やってみるととてももいい感じです!
コツ。その③
山道は凹凸が激しいので、つい力を入れて走ってしまいがちです。
ただし、力んでしまうと足首が硬くなってしまい、山道の凹凸等にうまく対処をできなくなってしまうので、なるべく力まず力を抜いて走るようにします。
私は下りを走るのが好きなのですが、走っているときはほぼ無心です。自分が風になったかのように脱力しています。笑
まずは、力まない!そうすると重心も自然と前になることができます。
コツ。その④
山道は岩や小石などがたくさん転がっていますので、走るときは足元を見てしまいがちですが、目線は足元ではなくその数歩先をみましょう。
数歩先をみて、
"あたりの地面に足を着地すべきがを瞬時に判断して、行動にうつし、さらにまた先の一歩の着地先を考えて走るといったことを繰り返しながら"走ります。
足元を見てしまうと、次の着地の地面をどこにすれば良いのかの判断が遅れてしまいます。
また、足元を見てると頭が下がってしまうので、重心も落ちてしまい、走るフォームが崩れます。
目線は数歩先を見て、次の着地の場所を考えながら走るようにしましょう。
コツ。その⑤
ロードで走る場合の着地は、様々な諸説ありますが、基本は踵からということになっています。
山の下りの場合は、かかとから着地すると、転倒するケースが高くなるのでつま先から着地を意識しましょう。
極端につま先から着地するわけではなくて、気持ちつま先から着地してるな~~くらいからやってみてください!
特に急勾配な下りや雨上がりでの下りの山道は、非常に滑りやすくなっています!
なので、なるべく踵からの着地は避けましょく。
コツその⑥
スピードを出しすぎない!
案外、これが一番大事だったりします。
下りは自分が思った以上にスピードが出ることがありますので、本当に気をつけましょう!
私が以前、下りを走っていた時のお話を…。
この時、友人と競っていましてとにかく負けたくなかったので、全力で駆け下りていました。
そうしたら、急な曲がりがあって、その時あまりにもスピードを出しすぎてしまっていて、曲がりきれず、危うく崖から転落しそうになったことがあります…。笑
非常に危ないです。
そのときは、危機を感じてわざと転倒して止まりました。トレランの場合は、非常にスピードが出ますので、急な曲がりでも曲がりきれるくらいのスピードで走った方が良いです。
下りは足への普段が大きく、転倒するケースも高くなります。なので、慣れていない場合はスピードを出しすぎずに慎重に走りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!円