飲食や運輸、建設業界に限らず、士業などの以前は人気の業種での人材不足も目立っています。
そういった中、
バックグラウンドチェック(採用調査)により、前職でトラブルを起こした人物や経歴詐称をしている人物を不採用にしていたら会社が成り立たないので、あえて調査はしない」
といったことを言われる企業経営者や人事責任者が居られます。
それは大きな間違いです。
バックグラウンドチェックは、過去にトラブルのあった人間を排除する為の調査ではありません。
トラブルを知った上で、採否を決める為の調査、つまり採用も選択肢としてあるのです。
人柄的には素直で悪くない、あるいは優れた職能を有しているのだが、
「『癖』として盗癖や虚言癖、特殊性癖があり過去職場にてトラブルを起こし退職した人物」を採用する場合、
同様のトラブルを起こさない配属先や職務に就ける様にする、
など、前職での失敗を把握した上で配慮し採用することも可能なのです。
前職調査を人手不足の今、有効活用してください。