本番の卒業式 | まるっとOKな毎日〜重度知的ありの自閉症の女の子を育てています〜

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知的最重度の自閉症の娘との日常を書いています
ママである私の闘病記もたまに出てきます


知的最重度の自閉症の娘との日々を書いています

支援学校の小6、ルーティンにうるさいマイペースキャラ

私自身はパートタイマーのシングルマザー

実家は協力的ではないので基本的にはワンオペ


主人は2022年に突然倒れて死別

2023年6月、卵巣嚢腫で左の卵巣と卵管を摘出

1ヶ月後の病理検査の結果で粘液性境界悪性腫瘍だと判明

同年8月、残していた右の卵巣・卵管・子宮・大網を摘出

1ヶ月後の病理結果で悪性所見なし

治療終了し現在は経過観察中です

当日の朝の様子↑



スクールバスでは好きな1番前の席に座り、私は隣に座りました
普段はバスに乗るとご機嫌なはずだけど、この日は真顔
緊張してるのか?不安なのか?両方だろうなという感じ
そっとしておきました

学校に着いて先生方が出迎えてくれる
先生方もみなさんスーツ姿
いつもと違う
娘、不安気

そしてまずは靴箱から娘が移動してくれるか問題
スクールバスがロータリーから全て出ていかないと靴箱から移動しない問題

スクールバス、一旦出ていってくれたのですが、戻ってくるのが早すぎて娘はまだ靴箱にいたアセアセ
服が可愛いねとか褒められてる間に行われてしまった
もうここからバスは動きませんとバスの担当者に言われたんだけど
娘が全く靴箱から動かないし時間は迫るしで
担当者がもう一度鍵を取りに行って再びバスを動かして出て行ってもらった
そしたらやっと上靴に履き替えて移動してくれた

次は階段をスムーズに上がってくれるか問題
ここはもう時間なさすぎてエレベーターですっ飛ばす
ママと一緒だから特別にエレベーターだよ!と言い聞かして乗せる
エレベーターホールに他の知的の6年生が集められ、もう一度卒業式での手順を映像で確認
ニコニコと先生の説明を聞いてる
笑顔だし大丈夫そうだなーと思い、先生に許可を得て私は体育館に先に移動

走って体育館に行ったら、状況が伝わってるらしく体育館の外にいた先生が席に案内してくれました
座ってすぐ開式
スマホを入り口に向けて撮影
まず知的の6年生が入場
1人ずつ入ってくるんですが、あれ?娘がいないショボーン
その後に肢体の6年生が入場
娘は入り口近くに立ってるけど入れないみたいで
私、急いで入り口に行って誘ってみるけど不安気で尻込みして入れなさそう
先生に入れなくていいですと伝えて次の進行に移ってもらう

娘がいないまま式は進み、卒業証書授与になった
前日の打ち合わせで授与のタイミングで体育館に入っていなくても名前を呼ぶ
呼ばれて入れるかもしれないし、入れなかったら校長先生が娘がいる所まで行って授与する
と、打ち合わせしていました
実際は名前を呼ばれても入れず
校長先生が入り口にいる娘の所まで行って授与して頂きました
私は席に戻っていたので校長先生の頭しか見えず
受け取ってはいたようでした
   
知的の6年生には療育園で一緒だった子や、1年生から一緒だった子もいて
みんな大きくなったなぁと思いました
授与される手順もしっかりこなしていて、6年生なんだなぁと思いましたよ
6年前とは全然ちがう
子供ってすごいねぇ 

その後に歌や思い出の言葉なんかがあり、卒業式は終了
保護者は各クラスへということで娘のクラスに向かいました

なんか長いのでつづきます
たぶん次で最後