船タコ釣りをしたい方へ① 道具準備編

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どもっ!くっすんです♪

去年もご質問がありましたが、今年もこれからタコ釣りを初めてみたいというお問い合わせを頂きました。


ショアのタコはやった事があるけど船は敷居が高くて不安。。。という方や、これからやってみたい方向けにはじめての船タコ釣りに必要な釣具や釣り方を書いてみたいと思います♪


という訳で今回はこれから初めてやってみたい方向けですのでベテランの方はスルーしてくださいね


まずは道具の準備です♪

船釣りで絶対必要なのは、両軸リールが必要になります。ショアではスピニングリールでされている方もいますが、船タコ釣りでは、スピニングリールは禁止されているところが多く、ショアよりも平均的に大きなサイズが釣れるので(実際僕が南港のショアタコをやっていた時に釣れた大きなサイズが船では平均かむしろ小さいサイズ)、できたらタコ専用のリールを使って欲しいです。


これから購入されるならばタコ専用で尚且つ小さいサイズのリールがおすすめです。シマノ派の方もダイワ派の方も船タコ釣りに関しては、TAILWALKのリールを使ってる方が多いです。少なくとも上手な方はTAILWALK率が無茶苦茶高いんです。


これまでの船タコリールといえば、一択でした。

ELAN WIDE POWER OCTOPUS SP2 | tailwalkリンクwww.tailwalk.jp

このオクトパスSP2があれば問題なく船タコ釣りが出来ます。タコリールといえばこのリールと言う方も多く、船釣りで使用されてる方を最もよく見かけるリールの一つです。




スペック的にはPE3号が200m最初から巻いてあり、ドラグが12キロもあってパワーハンドルがセットされています。以前僕は見た目だけでダブルハンドルを使っていた事がありましたが、船タコリールではパワーハンドル一択です(電動リールを除く)。

水深40-50mから1キロ以上のタコが釣れると、相当な抵抗がかかります。この時に力を入れて巻けるハンドルとギア比がとても重要になります。

この↑のリールのギア比は6.4:1なので、ハンドル一回転で6.4回スプールが回るギア比になります。僕は以前7.1:1のハイギアリールを使っていましたが、1キロクラスを3連続で水深40メートルから釣り上げると力が入らないくらいパンパンになります。2キロクラスになると巻くこと自体が困難になります。

そういう意味ではこのオクトパスSP2はドラグも強く、ギア比も程よく、糸巻き量も豊富で爆売れしたのもうなずけます。

しかし、去年同じTAILWALKからより小さく、より握りやすく、そして軽いリールが販売されました。


TAILWALKのオクトパスライト54です。

先のSP2と違って大きさが違います。SP2が319gに対してオクトパスライトは225gと約100g近く違います。グラム数だけではなくて、小型のボディになった恩恵として握りやすいのです。


ドラグは6.5キロ、PE2号が200m巻けるキャパがあるので十分にタコ釣り耐えられるスペックがあります。ギア比は超パワーギアの5.4:1です。先日も1キロクラスを釣りましたが、リールを巻くのが辛いとか重いという事は全くありません。スコスコ巻けるのが最大の特徴です。デメリットは5.4:1のギア比なのでハンドル1回転あたり5.4回しかスプールが回らないので40メートルラインで回収の合図がかかった時はまあまあ頑張ってもいつも巻き取りは最後の方です。気になるレベルではないし、釣り上げた時の負担は本当に少ないので、このリールを購入して1回使ってすぐ2個目を買いに行きました。


相当リールが進化したと感じました。

そして今年はさらに進化したリールがまもなく発売されます。


OCTOPUS LIGHT-PLUS | tailwalkリンクwww.tailwalk.jp


オクトパスライトプラス

SP2に近いギア比で尚且つボディはオクトパスライトの小さいボディ。ドラグは8キロにパワーアップ。PE2号が200m元から巻いているという、まさに良いとこ取りをしたようなリールです。もちろんパワーハンドルです!僕も予約をしていますので購入して使ったらインプレしたいと思います♪

力の弱い方や女性の方で重たいものが苦手の方はオクトパスライトがおすすめです。


なぜ、リールの話から入ったかと言うと、船タコ釣りでは、僕的にはリールがダメだと疲れすぎたり、釣りにならなかったりするからです。TAILWALKのリールを使っておけばとりあえず間違いないと思います。


もう少し安価で良いのが欲しいと言う方はプロックスのバルトムBCオクトパスもおすすめです。


とりあえずはリールだけは専用の物を購入される事をおすすめします。


次にロッドですが、基本的にショア用のタコ専用の物ならばそのまま使えますし、ブラックバスの硬いロッドなんかでも大丈夫です。柔らかくなければ大丈夫。安くて専門のロッドが欲しいという方は


FUNETATSU 明石タコ FUNETATSU AKASHI TACO alphatackle.comリンクwww.alphatackle.com


アルファタックルのフネタツシリーズがおすすめです。

1万円までで購入する事ができますし、もう少しいい物が欲しい方は、同じメーカーの海人シリーズなんかがいいと思います。


硬さなどにこだわるのは、何度か釣りをされてからでも十分だと思います♪穂先は柔らかい物よりは硬めの方が僕は良いと思っています。最近はあえて柔らかいタイプがあって流行っていますが、僕はノーマルタイプというか柔らかくない方がおすすめです。


リールとロッドを用意出来たら、擬似餌などの道具が必要になります。



まずはタコエギを用意してくだしい。↑悩んだらハリミツの蛸墨族シリーズがおすすめです。実際船に乗ればお客さんのほとんどはほぼほぼこのハリミツのエギです。大きさは35gサイズを購入してください。ショアではダイソーエギを補強して使う事が多いですが、船では作りがしっかりしている物が僕はおすすめです。ショアでエギを投げて釣る時のようにロストはないので多少高くても僕はハリミツの蛸墨族シリーズがおすすめです。

後はワンナックさんのデビルクラッカー やタコ串にザリガニワームが有ればなんとかなると思います。デビルクラッカー は少し値段もはりますが、実績も凄いです。

サイズも最近は色々あるので徐々に増やしていけばいいと思います。


カラーは色々ありますが、僕の経験上、黄色と緑を持っていればなんとかなります。エギのカラーもめちゃくちゃたくさんありますが、とりあえずは黄色と緑です。後はお店でピンと来た物を購入すればいいと思います♪


各釣り船の釣果情報をよく見るとその時に釣れている仕掛けが写っていますが、何色で釣れているかも興味深く見るとその日の当たりカラーがわかるかもしれません。僕的には最近は黄色で釣れている事が多いように思います。


このエギを


こういうタコエギ天秤が売っているので2本用を購入してください。


根がかりロストはあまりないですが、ビギナーの方だとロストする事もあると思うので3つくらいは用意されるといいと思います。基本はエギ2個同時に使う事が多いです。


エギに匂いをつけるスプレーもあるので海面に向けて使用されると船縁につくこともなくいいと思います。


仕掛けですが、PEとエギまでの間に色々飾りをつける人も多いですが、まずは何もないシンプルな仕掛けでやってください。僕は基本何も付けません。抵抗が増えれば増えるほど感度が落ちるし、針のないところにアピールは不要と考えています。


タコ釣りに関してはナイロンリーダーを使う事も別にいらないと思っています。船によってはリーダーをつけて欲しいというところもあるので、予約をする時に聞かれるといいかと思います。


僕の場合ですが、リールから出ているPE2号に

このサイズのスナップサルカンを直にくくります。抜けなければノットはなんでもいいと思います。とにかく抜けないようにしてください。このスナップ付きのサルカンに先程の2本用の天秤を使い


こういう風にセットしてください。手に持っているスナップ付きのサルカンにはリールからくるPE2号を直結です。タコエギ天秤は真ん中の錘を使う針金だけ少し下に曲げて使っています。キラキラとかビーズの玉などは無くても釣れます。

シンプルイズベストです。


海底では重り(大阪湾のタコ釣りの船で明石方面にいく船ならばほぼほぼ50号指定です。50号の錘をいくつか用意しておけば大丈夫です)が下になってエギが浮いたり沈んだりしてタコにアピールします。詳しくは明後日のブログにて書こうと思っていますが、とりあえずは道具がないとはじまりませんのでリール、ロッド、タコエギ天秤、エギ(数個)、おもり(数個)用意してみてください。


そして、ライフジャケットはもう何度も書いてきていますが釣り人ならば絶対必要な必須アイテムです。船釣りでは桜Aタイプの公認されたライフジャケットが必要になります。


そして、タコを入れるためのクーラーボックスには必要以上のドリンクや食料とタコを入れるための洗濯ネット(目の細かいチャックで閉まるもの)を用意してください。ダイソーの洗濯ネットで十分です。少し大きめの袋で大丈夫ですが目が荒いと足を出すので目の細かいものがいいです。

僕みたいな素人でも釣れるこんなタコが待っていますよ♪船タコ釣りはショアと違ってロストもなく、サイズも数も手軽に楽しめる釣りです。


ショアの投げエギ釣りのロストを考えると環境にも良く僕はショアタコは卒業します。高価な電動リールやカウンター付きのリールを使う必要もなく、ライトタックルでゲーム性もあり本当に面白い釣りです♪


明日は船の予約の取り方、実際に船に乗って注意する事などを書いてみようと思います♪


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