薬よりも効いた良い言葉

前回のブログを更新した直後、

本当に直後！！

ダンナがいきなり発熱

なんか確信はないんだけど、体調が良いとは言えない…みたいな感じでいたらしく、

何となく検温したら

３９度４分で、自分でも『え！！？』と驚いていた

何かの間違いだと思って、もう１回検温したらやっぱり同じ

すぐリビングから退室してもらって、即布団へ。

ダンナは翌日から仕事始め。なんてタイミングの悪さよ

しかもお詣りに行った直後。家族の健康をお祈りしたのになぁ

……そして翌朝、まさかの平熱

熱が下がっても、インフルの可能性はあるみたいで、念のため検査をしてもらった。

コロナ、インフル、両方とも陰性。

『さすがに昨日高熱だったし、１日くらい様子見で休んだ方が良くない？』と言ったけど

『年始早々休めない』と言うばかり。

『私は止めたからね、ひどくなってもあとは自己責任で頼むね、言うこと聞かない人の看病なんてしたくないからね』

ダンナは検査後すぐに着替えて仕事に行った。

それから、発熱はないものの、鼻水が出て、咳も出てきた。まぁ、風邪だわね。

ダンナは『３日に薄着で自転車乗ったのが悪かったかな～』とヘラヘラしていた

２日後くらいに、飲酒をした。

ダンナは酒が大好き。ダンナの家系は飲んべぇばかり。

『まだ体調が良くないんだから、飲酒はやめてよ』と言っても聞かなかった。

この日から就寝時の咳がひどくなっていった。

寝室を分けていても、耳栓をしても、咳がうるさ過ぎて、私まで睡眠不足に

私は睡眠不足になると、すぐに体調が悪くなるのは分かっている。

私『さすがに生活に支障が出るから病院行って来てよ』

ダンナ『忙しいし、病院の薬もそんなに効かないよ』

私『病院の薬を飲んでもないのに言わないでよ、健康あっての仕事だよ？』

ダンナ『そうだけど……忙しいから』

私『息子が咳喘息を経験してるから、余計に言ってるの！咳喘息になったらもっと病院通いが続くよ？喘息になったらもっと大変だよ？』

ダンナ『市販の薬を買ってからにしたい……』

私の体調が日に日に悪くなっていった。

またメンタル薬を飲むことになってしまった、しかも最大量を

朝から不安感、息苦しさ、頻脈が治まらなかった。

気を紛らわしながらも支度をして仕事へ行っていた。

仕事中に、

去年、仕事を早退した時のことを思い出すくらい、調子が悪くなった泣きそうになった。

近くで作業していた友達に『息苦しいから、(気を紛らわすのに)ちょっとおしゃべりして』と頼んだ。

友達は過程を全部知っているから、説明しなくても、普通におしゃべりしてくれた。

他の人たちもみんな分かってくれているから、おしゃべりしていても話題に入ってきたりするくらい

本当にありがたい職場

おかげで気が紛れて、調子が良くなってきた最後まで仕事ができた

その日の夜、ダンナが負のオーラ満載で帰宅してきた。

咳をゲホゲホ頻発していた。

私は咳の音を聞いただけで、髪が逆立ちそうな感じになり爆発寸前になった

気をつけていても風邪を引いてしまったのなら仕方ないけど……

早く治るように心がけているならいいけど……

薄着して、飲酒して、病院にも行かない、仕事が忙しいしか言わない……

治るものも治らないじゃないかーーー

私がボソッと『はぁ今日もまた何度も起こされるのか……』と言ったのを、横で聞いていた息子。

息子『おかあちゃんは僕がマイナスなこと言うと、悪い言葉は運気が下がるよって言うくせに、自分が言ってるじゃーん』

私はハッとした

私『そうだねじゃあ……今日はぐっすり寝られたらいいな』

息子がそんなことを言うのが意外だった成長したのね

私『じゃあ◯◯(息子)は運気が下がらないために、ネガティブな言葉はなるべく言わないように気をつけるようになったの？』

息子『ぜんぜん！！』

オイッ

コケるわッ

しかも食い気味に言いやがった(笑)

でも笑わせてくれてありがとう

そしてもう１つ。

私はダンナの咳で爆発寸前だったのに、YouTubeを見ていた息子が『今日はおとうちゃん、咳があんまり出てなかったね』と言ったの

私『冗談でしょあんなにゲホゲホいってたのに』

息子『えー？そぉ？』

私は気づいた

息子は他のことに意識が向いていたから、あまり気にならなかった。

私は咳に意識がいきすぎて、過敏になっていた。

あえて他に意識を持っていくことも選択肢としてあったのに、視野が狭くなっていた。そこは反省した。

お風呂に入った時に、ダンナに優しくしてあげられない自分も悔しくなって、ちょっと泣いた

翌朝……

相変わらず、不安感、頻脈が治まらない。

薬を飲もうと思った瞬間……

『でもな……昨日飲んであんなんだったしな……』

ヨシ、決めた

『今日は薬は飲まずに

いいね！を

いっぱい言う日にしよう！』

いきなり思いついた

支度をしながら、いいね～いいね～いいね～いいね～と言っていた

良くなくても、無理やりいいね～いいね～いいね～いいね～と言っていた

途中で怒りやイライラを思い出しても、いいね～いいね～を言い続けた

私が毎朝読んでいるトシローさんのブログ

この日も読んだら、タイムリーなことが

大きく頷きながら読んだ

トシローさんが言うことは素直に聞くおばさん

トシローさん、いつもありがとうございます

昨日は薬を飲んだ前日よりもはるかに調子が良くなって、仕事も元気に行けた

言葉の力って本当にスゴイなと実感した１日だったよ

爆発寸前の時は

『明日の仕事はもう無理そうだな……あさっての美容院もキャンセルしなきゃ……』と思ってしまった。

でもその後が今までと違った。

『まだ起きてもないことを勝手に決めつけてはいけない！！』

負の言葉が出てしまっても、この言葉が一緒に出てきた。

まだまだ簡単に不安定になってしまうけど、過去と同じことを繰り返さずに、生きた経験が後押ししてくれていて、前に進めた気がする

前に、私に『考えすぎ』『気のせい』を教えてくれた不思議なおじさま近藤さんが言っていたな

どっしり構えて、答えは

シンプルに！

難しく考える病が再発するとこだったよ

危ない危ない

言葉の力を侮る人には効かないだろうけど、

今回は明らかにメンタル薬よりも『いいね』の方がはるかに効いた。

たまたまかもしれないけど、いいの

今日、無事に美容院に行けて楽しい時間を過ごせたし

美容師のお兄さん、

『また上手にセットできてますね』とホメてくれるし、私の止まらない話をニコニコ聞いてくれて嬉しかったよ

『いいですね～充実してるじゃないですかぁ～』ってさありがとう

そしてダンナが仕事を遅刻して朝イチで病院へ行ってくれた

細かく診てもらえて、今のところは大したことは無く一安心。ダンナには薬がうまく効くといいな

いいね～いいね～をたくさん言った日、

夕食を作ってる時に卵を割ったら黄身が双子だったよ

滅多に見ないからビックリしていたら

息子『なになに～？』

私『黄身が双子だった～』

息子『へぇー』

私『今日いいねをたくさん言ってたからかなぁ～』

息子『違うと思うよ』

また食い気味に言われる母であったﾁｰﾝ

母はめげないわよッ

これからも良い言葉をたくさん出していこうと思った出来事でした