木曜日。
朝、義母の容態が急変と連絡あり。
月曜日の手術が原因で脳梗塞を起こしてしまったと。
もともとの持病もあり、手術直後なのもあり、脳梗塞を治療するための手術が出来ない。
脳の腫れを引かせるための薬を投与。
全身痙攣。
東京の義妹とともに、医師からの話を聞くことになった。
昨年末の誕生日に、重い病気が見つかり入院。
治療しても余命2年と宣告されていたらしい。
その後、薬が効いて仕事に復帰。
快気祝いを持って、家に来てくれたのを思い出す。
病名は知っていたけれど、そんな重篤な状態とは知らなかった。
何となく気になってはいて、おばあちゃんのことも合わせて、大丈夫なのかなと思ってはいたけど、明るく、何も言わない義母に尋ねることが出来なかった。
その、重い病気が見つかる前に、身体の不調を感じて訴えていたらしいが、その時には別の病気を疑われたらしい。
結果、病気が分かった時にはかなり進行してしまっていた。
義父と離婚してから、1人で苦労して6人育て上げ、子どもたちが成人してからはおばあちゃんを引き取って一緒に暮らしていた。
苦労を苦労と見せないで、いつも明るく振る舞っていた義母。
身体にはガタが来ていたんだ。
私だけでなく、子どもたちにも弱音はほとんど吐かなかったらしい。
大丈夫、大丈夫と。
死ぬほどの痛みを覚えてから3日間、ベッドの上で耐えて、堪え切れなくなって救急車を自分で呼んだ義母。
考えただけで胸が苦しくなる。
続く。