ランニング考③ | 僕は間違っているのだろうか・・

僕は間違っているのだろうか・・

思考は膠着状態になったまま自問自答を繰り返す
そしてまた波紋を投げかけるようにキーボードを叩く…
思いつくまま文章を書き連ねているだけのブログです

ぼくはランニングを日課としている

これまでのいきさつはコチラを参照


ランニング考

ランニング考②


その日も、いつもどおり幸公園へ行き

いつもどおりの早朝ランニングをはじめる

たったったったったったったった

散歩なのか徘徊なのかピミョ~な老人たちの間をすり抜けていく

しかし、なぜ、早朝の公園は老人率が高いのであろう…

たったったったったったったったっ

ちょうど第3コーナーの手前あたりで

老人たちが3人ほど集っていて、
眉をひそめて何かを話している様子

どうやら、その話題の主は
コースのど真ん中に鎮座している
人糞みまがうほどの巨大な犬の糞であることに気づいた

とんでもないオーラである

人間だとしたら身長190センチくらいあるラクビー部の大学生でもないかぎり
こんな巨大な排泄物は製造できないだろうと思うほどの一物である

おそらく大型犬のものであろう
比較的できたてらしく、
ホカホカという音が聞こえてくるほどみずみずしい

3人の老男女たちは
その巨大犬糞から一定の距離を置いて立ちすくみ
口々に
「あら、いやねぇ~」
「なんなのかしらっ常識ないわぁ~」
「まったくけしからんっ、どこのどいつだっ」
などとそれぞれに憤りに意気投合している。

ぼくも、普段、マイガーデンとして使っている公園ですから
糞の始末もできない奴は犬飼うなよっ
などと軽く憤りながら、
糞を踏まないようにコースの端っこに車線変更して
たったったったっと走り抜けていく

と、そのときであった

その3人の老男女が全員、ぼくの方を見ている
いや、正確に言うと
ぼくと糞を交互に見ている

そして、ハッキリとは聞こえてはいないが
身振り手振りでなんとなく
「あの糞、あの人よ」
「あら、いやねぇ~、何考えてるのかしらっ」
「ほんっとにけしからん奴だなっアイツはっ」
などと言っているように見える

いやいやいやいやいやいやいやいや
おかしいやろっ

ワシ、犬連れてへんしっ
ってことはナニかいっ?
ワシ本人の人糞だと疑われとんのかいっ?

こんなおっさん、
公園の道のど真ん中でケツだしてキバってたら捕まるやろー

しかし、老人というのは
一度思い込んだら一部が全部である

あの3人の老男女の中では
ぼくはすっかり
巨大な人糞を道の真ん中にリリースした凶悪犯
に仕立て上げられているようだ

知らんしらんっ

たったったったったったったったっ

ぼくは無視してそのまま走り去っていった

そして、公園を一周して
また、あの第3コーナー手前である

巨大犬糞はまだ威風堂々とさっきの場所に居座っている

が、
それを取り囲む老人たちは増えている
どうやら老人たちの朝の散歩仲間が合流したらしい
倍の6人くらいになっている

そして、その6人がそれぞれ
「あっ、きたきた、あの人よ」
「アラっやぁねぇ~」
「ホント、何を考えるのかしらね」
「もうカンベンならんっワシがガツンっと言ってこようかっ」
「アンタ、やめときなっ、道路に糞をするような変人なんだから、ナニされるか分からないわよ」
などと口々に言っているようで

さっきの倍の人数で
異口同音にぼくを容疑者に仕立て上げようとしているらしかった

ちがーーーーーうっっ!!
なに勝手に人のせいにしてんねーーんっ!!

かといって、その老人たちに近寄っていって
「ぼくじゃないからねっ」
などと言おうものなら、それこそ怪しいではないか

「犯人は往々にして、自分じゃないと言うもんじゃ」
などと、ますます老人たちの疑いは確信に近づくであろう

こんなときは無視である

無視無視

たったったったったったったっ

走り抜けてゆく

次の周もまたあの場所にさしかかった

また老人が増えている

ナンボほど散歩友達おんねんっ

また口々に容疑者扱いされているっぽい

無視無視

たったったったったったったったっ

そのうち、5周くらいしたら
さすがに老人たちは解散していた

よかった~
と胸をなでおろすも、

きっとあの老人たちはあの後、家族や、老人会の友達とかに
「今日な、朝、公園でええ歳した兄ちゃんがでっかい糞して、そのままにしてんで」
などとウワサされると思うと辟易したが

ぼくはいたって無実である
勝手に言わせておけばいいさ


それからまた2キロほど走った頃

一難去ってまた一難である

前方に普段見慣れない光景

20代前半くらいのカップルだろうか

ふたりとも、真新しいウェアに真新しいシューズ

いかにも「今日から二人でがんばろう!!ねーっ!!」の様相である

それはそれで結構なのだが

ピンドン入れてもらったキャバ嬢と常連客のように
朝から常軌を逸したイチャつきようなのである



「もうぅ~たっくんのバカァ~」


「なんだよぉうマユちゃんこそぉ~」


「あーっおこったぁ?ねえ、ねえ、たっくん、おこったぁ?」


「さぁ~ど~だろうねぇ~」


「なになにぃ~、いじわるいじわるぅ~」


「こんなにかわいいマユちゃんに、怒れるワケないじゃ~ん」


「え~~~、もうぅ~~、たっくんったらぁ~」

コレを読んでいるアナタ
殺意を醸し出すのはやめましょう

走っている前でこんな会話をされてごらんなさいな

こちらのやる気をそぐことおびただしいものがある

ぼくはスーパーサイヤ人に変化するのをぐっと抑えながらも

怨念だけをカップルに向けて送り続けた


人間、念じれば叶うもんですね

急に、女の方が
「ぎぃぃいぃぃぃやぁぁぁぁぁーーー!!」
怒号に近いような悲鳴を上げた
さながらスティーブンタイラーである



どうやら、イチャつきながら走っていたため
著しく注意力が散漫になっていたカップルの女

さっきの人糞みまがうほどの巨大半ナマうんこを
ジャストミートでイッテもうた様子である


真っ白な真新しいシューズは見るも無残に茶色く染まり

巨大うんこには、月面のアームストロング船長のような足跡がクッキリと

きゃあぁぁぁあああぁぁーー!!
きゃあぁぁああぁぁぁぁぁーー!!


発狂したかのように叫ぶ女

ドン引きするたっくん

心の中で大爆笑のぼく

そしてパニック大爆発中のカップルの横を

必死で笑いを堪えた無表情のぼくが
駆け抜けてゆく

たったったったったったったったっ

きっと、神さまもイラついたんでしょうね

それっきり

幸公園であのカップルを見たことがない…


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