<ここまでの経緯>
・原発腫瘍摘出 遠隔転移
・抗がん剤第二選択薬投与
第二選択薬評価後のセカンドオピニオン(セカンドオピニオン 7参照)の結果が主治医に届くころ診察がありました。
待合室で、流れるサン=サーンスにバレエ『瀕死の白鳥』のプリセツカヤを、ショパンに『椿姫』の病躯マルグリットの舞を思い浮かべたりして……ちょっと心が不安定。
診察室に入って、薬効及ばずいちばん大きかった腫瘍の増大がよくないという専門医の考えを伝えました。そして手術の提案のことも。
「よいと思います」
『聞いてないよ!』
主治医から(外科医として)よいと思う理由の説明を受け決心し、手術に進むことになりました。