もはや「すずめの戸締まり」への独創的思案となっていますがご容赦ください。

閉じ師家系の草太の部屋にあった古(いにしえ)の記録は、まるで江戸時代あたりの医学資料のよう。こんなふうに悪性腫瘍の発生メカニズムを研究していた人々を想像してしまいます。

閉じ師はミミズ現象に精通していて出てこないよう戸締まりをするのが役割。だが草太は対処過程で要石にされてしまいます。

その変えられた三脚椅子なんて受容体に結合する抗体薬(困った言葉 「分子標的薬」2 参照)のようではないですか! また、役割放棄に思えたダイジンは異変場所を(SNSで)知らせる樹状細胞の働きに?! 

これはすずめとの出会いがきっかけだったと思います。