多くの抗がん剤には骨髄抑制があり、投与約1週間後から白血球(好中球)値が下がってきて感染しやすくなります。自分も発熱(感染)で3回ほど病院に駆け込みました。発熱性好中球減少症には本当に気をつけなければなりません。

減少に自覚症状はなく血液値で分かるのですが、抗がん剤の投与日に値が下がってしまうと延期になり、白血球を上げる注射(G-CSF製剤、発熱や腰痛の副作用あり)をすることも。

投与日に「今日は気分優れずパスしたいな」と思ってもクリアで化学療法室に送り出されたり、逆にやる気満々なのにストップがかかったり。抗がん剤治療は、どうしようもできない自分の白血球たちにも左右される、茨の道なのです。