血管はアウトプットだけでなく、治療インプット(点滴)にも使われます。投与中に抗がん剤が漏れてはいけないので、化学療法室の看護師の方々が、ルート確保時によく確認してくれて、定期的にチェックのため回ってきてくれます。

ただ、投与を重ねると血管が硬くなったりと影響が出てきて、それが悩みのタネ。薬の種類によってはポート留置もあるようですが、手術が必要なことや炎症リスクもあるので及び腰のまま。

また、血管痛を起こす薬もあります。痛いのは薬の粒子が大きいからとのことだけど「大きいだけじゃなくトゲトゲしているんじゃないの」と金平糖の形を想像したりして。温めると血管が広がって痛みをやわらげてくれます。