宮崎は明るい時間が長く 20時前に暗くなります
雨が多い日々からの 急激な高温
少し涼しくなった時間に犬の散歩に出かけます
川沿いの堤防に上がってきたところで
うちのトイプードルより1~2回り大きい
ミニチュアプードル?か、ミディアムプードル?を連れた ご婦人に会いました
「こんにちは」と挨拶をしました
犬同士も挨拶
うちの犬を見て「穏やかですね」とおっしゃられ
「ここを下りたらバス通りにでますよね?」と聞かれたので
「はい。でますよ」と答えると
「まだ道が覚えられなくて。ここに出たかったのに、あっちの方から出てしまって遠回りしてしまいました」とおっしゃいます
「引越しされてきたのですか?」と聞いてみると
「私、東京なんですよ」とおっしゃいます
「東京から引っ越しされてきたのですか?」
「いいえ。息子がいくらでも居ていいって言うもんで、東京の家そのままで来たんです」
「ワンちゃんを連れて東京から来られたのですね。そうですかそれはいいですね」と言うと
「いいえ、家にはよくないんですよ。閉めっぱなしで傷んでしまいます」
「そうですよね。どなたかご親戚がいらしたら、たまに窓を開けてもらえるよう頼めるとよいかもしれませんね」
「妹が八王子にいるんです」
「そしたら安心ですね」
「私、89歳なんです」
「えー!見えない!」
しっかりした足取り、見た目もお若い 多く言っても70代にしか見えない
ご婦人が、連れているワンちゃんは2歳の男の子
名前は、先代犬と同じ
ずっと犬が居る生活で、1匹だけ違う名前だったけど、他は皆同じ名前だそうです
以前飼っていたワンちゃんが、うちの犬の毛色と同じで、19歳8か月生きたそうです
「今でも思い出すと涙が出る」とおしゃって、うちの犬を懸命に懸命に撫でていました
見た瞬間から、先代犬とうちの犬を重ねていたのかもしれません
犬は、たくさんの愛情をくれる
犬は、なんでも知っている。見ていないようで、しっかりみている
犬は、外に連れ出してくれる。犬のおかげでこうして元気でいられる
犬と一緒に寝る
など、お話をされました
犬が大好きなご婦人
「もう、薄暗くなってきたから またね」とお別れしました
道大丈夫だったかな?と、少し心配しましたが
ワンちゃんと一緒に
無事に息子さん宅に帰れたことと思います