去年末、初詣の案内看板を見て
気になっていた神社へ行ってきました。
八手神社

到着しました!
はじめまして
よろしくお願いします

一の鳥居をくぐり
狛犬さんを拝見


御由緒板を拝見

御祭神
事勝国勝長狭命(ことかつくにかつながさのみこと)
塩土老翁(しおつちのおじ)
事勝国勝長狭命と塩土老翁は
同一神とされることがあり、
八手神社は、海・塩に関する神社なのかな
二の鳥居は、高さが低く
鳥居の注連縄の紙垂が
頭に当たって 嬉しい
ちょっとテンションが上がる
石造りの二ノ鳥居は、県内最古級だそうです
二の鳥居の写真を撮ろうかなーと思ったら(写真撮っていません
)
神社にどなたかがいらっしゃるのが見えました
観音堂をお掃除されているようで
お忙しそうでした。
手水をし、
「こんにちは」と挨拶をすると
「こんにちは」と返してくださいました
まず、八手神社を参拝しました
八手神社拝殿

八手神社境内には
いくつかの社が並んでいました

経年で原型が崩れてきています

青面金剛? 千手観音?

如来様? 御大師様?


道祖神? 六角地蔵? 梵字で書かれています

八手神社鳥居献納記念碑 日露記念
一生懸命お掃除をされていた男性が
観音堂から出てこられたので
「お参りさせていただいていいですか?」と聞くと
「どうぞ。お参りください」と快く言ってくださいました

お参りの前に、
津屋原観音の読み方をうかがってみました
「つやばる」と読むそうです。
「この辺りは「つやばる」という地名なのですか?」と聞いてみました。
「元々は、宮崎市赤江の津屋原にあった観音様をこちらに移したそうです」
「確かに、津屋原と書く池のような沼のようなのがありますよね」
「戦争のために、赤江に空港を造るため津屋原の土を、空港建設地埋め立てのために持っていってたそうです。それで沼になっているそうです」
「え== そうだったのですか」
「そういうことがあって、こちらに祀られているのです」
そのような歴史があったとは
御由緒をあとでよく読んでみたら書いてありました。
昭和18年(1943)旧海軍赤江飛行場が建設された為この里に移転した。
続いて、八手神社の質問をしてみました。
「あのー、このやつでじんじゃは」
「これは「やって」と読むんですよ」
「え!?やつでじゃないんですか?あの植物の八手(やつで)と一緒かと思っていました」
「「やって」なんですよ(笑)」
「ほー。知りませんでした」
「昔、赤江のあたりは「やって」と言われていたんですよ」
そうだったんですね
赤江(あかえ)と八手(やって)、 同じ場所とは想像しにくい
勉強になりました。
お話を聞く中で、
ちょっと、塩土老翁(しおつちのおじ)のことを思ったのです。
なぜか、自分の叔父でもないのに
「おじ...」と心配になってしまいました。
津屋原の土を持って行ったみたいだけど、
そこに祀られていた塩の土の神様の塩土老翁は大丈夫なのだろうか?
塩土を大量に掘って持って行ったのだよね。
出来た空港も津屋原から近いけど、土を動かしてよかったのだろうか。
戦時中で仕方のないことだったのかもしれないけど。
しかし、ここで大切に祀られているから大丈夫なのか。
と思ってしまいました。
津屋原の土で作られた海軍赤江飛行場は
現在の宮崎空港「宮崎ブーゲンビリア空港」として活用されています。
お世話をしている男性とお話をしていたら
雨が パラッ パラッと 降ってきました。
「雨が降ってきましたね」
「お忙しいところ手を止めてしまってすみません。まだお仕事があるんですよね」
と、バタバタと会話をし、男性は八手神社の拝殿のお掃除へ。
「またお参りに来てくださいね。毎月いろいろありますから」
「はい。ありがとうございます。時々、お参りに来ます」
とお別れしました。
私がお参りしたこの日は17日。
翌日の18日に、朝8時から観音様のお参りがあるそうで、朝やっていたら間に合わないから前日に綺麗にお掃除をしていたそうです。
毎月1日は、八手神社の月次祭
毎月18日は、観音堂御縁日
元日は、0時前から行列ができるそうで、お汁粉の振舞などもあるそうです。
夏祭りなどもあり
木を切ったり、お掃除したり、1年を通して結構することがあるそうです。
毎月お一人で準備されているのかな?大変なんじゃないかなと思いました。
八手神社は、宮司さんの常駐はなく
恒久神社の宮司さんが、八手神社と八坂神社も兼務しているそうです。
こんなに丁寧に一生懸命お世話してくださる方がいて
塩土老翁も観音様も、みんな喜んでいらっしゃると思います。

八手神社の垣根
お花のよい香りが漂っていました

神社の裏手は 津屋原公民館
地名は「津屋原」ではないのに 津屋原公民館
津屋原から移ってこられた神様たちの境内に公民館が出来たのでしょうか
参拝の際は、
こちらに車をとめてよいそうです
別日に
津屋原沼に行ってきました
ここは「赤江のタンポリ」ともいわれています

津屋原沼の向こうは、太平洋
周辺は、整備されています

津屋原沼の半分は
マリーナになっていて船が係留されています
右手の空は、飛行機の離発着が見えます
海を背に 遠くを見れば
遠くに高千穂の峰、尾鈴山などの山々が望めます
現在の地図

黄色の丸が 津屋原沼
ピンクの線が 宮崎空港
神社の参考に拝見している
宮崎県神道青年会のHPで
八手神社について確認してみると
「やって」ではなく「やつで」と書かれていました。
昔から知っている人や地域の人は「やって」で、現代は「やつで」なのか?
植物の八手も思いましたが、海の傍なのでタコの8本足で八手とかも思いました
八手神社の住所も 地名だけ違って
「恒久」なのですが「田吉」となっていました。
どちらも近い所にある地名ですが、
昔は田吉だったのか??単なる間違いか?
また神社のお世話をされている方にお会いする機会があったら聞いてみたいと思いました
ありがとうございました