初めまして、

ブログデビューをしました。

よろしくお願いします。

 

まず、私のことですが、

65歳です。酉年です。

 

息子が二人と旦那さんがいます。

息子は家を出ています。

 

家にはリタイヤした旦那氏が一人います。

 

年金暮らしです。

 

これからの人生そんなに変わり映えもなく歳を重ねていくのだろうなあ

と漠然と考えていました。

 

そんな時

母が認知症になり、一人での生活が難しくなり

急に慌ただしくなりました。

 

食事が一人でできなくなり、

着替えもままならなくなり。

 

私が行っても

「あんた誰や」

 

昨日も誰か片付けに来てくれたけど。

誰なんやろう、太ったおばちゃん。

優しくしてくれるんやけど、

誰か来てくれるんやわ

 

と言っている。

私なんやけどね。

 

そんなこんなで、妹と相談してグループホームに行ってもらうことになりました。

 

しかし、他人と生活をした事のない我儘な人が

おいそれと集団生活ができるわけもなく。

おりしも、コロナ禍の元面会もままならず、

ストレスが溜まるばかり。

 

ホームから電話があって

見にいくと

足がゾウの足のように腫れ上がっている。

少しでも触るものなら

 

痛い痛いと大きな声で喚いている。

 

これは大変と思い救急車で医大へ。

(救急車の中で診察をしてもらえる病院を探したのですがどこもなく、

医大にER があるので、そこは診察だけはしてもらえるので

医大に行くことになりました。

 

医大での診断は「疑痛風」

原因はわからないのでそうですが、

きっとストレスからきているとのこと。

 

無理を言って3日入院させてもらい。

担当医からは

「おばあさんはどこも悪いところはないですよ。」と

太鼓判を押してもらいました。

 

しかしながら、自宅に帰っても一人で生活ができないため

元のグループホームに帰りました。

 

しばらくは大人しくしていたのですが、

「誰も話をする人もなく、ご飯も喉が通らない」

 

とのことで、

「胃がね、胃がキュウーっと言って小ちゃくなったの。」

 

面会に行くたびに、痩せ細って、顔色もなくなってる。

 

ある時、ホームに行くと

母が、

「昨夜ね、どうしてだかわからないんだけど、ドアのそばで寝ていたの。

そしたら、夜間宿直の人が

「ごめんね、ごめんね。僕が悪かったよ。

もっと早く見に来れたらよかったのに。」

って言ってくれてね。

その人が悪くないんだよ。

私が、どうなったのかわからないんだけど、ドアのところで寝てたの。」

 

と話します。

 

すると、施設長さんが私を呼び止めて、

「実は、昨夜ベットから滑り落ちたようなんです。

ベットの下に仰向けで寝て居られてから、

そのままベットに戻しました。」

 

と言いました。

 

「滑るところを見たのですか?

どうやって倒れたのかわかってるんですか?」

 

と尋ねても

「いえ、それは見てないのですが、報告書にそう書いてあります」

 

「ではどうやって倒れたのかわからないのでしょう?

ひょっとしたら、転んで頭を打ってるかもしれないし、

足を骨折してるかもしれないいのでしょう?」

 

「いえ、そんなことはないです。」

 

「わかるんですか?

 

お医者さんに診てもらったのですか?」

 

「いいえ。」

「それじやあ、どんな状態かわからないじゃないですか。」

 

ということで

 

また救急車です。

 

今度は町のちょっと大きめの病院でした。

 

検査をして骨折はなかったのですが、

血液検査の数字がよくなく熱も出てきています。

熱は前の「義痛風」からの熱かも知れず

入院することになりました。

 

今度は母の衰弱もあったためか、

輸血をすることになりました。

 

輸血をして少し容体が回復してきましたが、

またまた、コロナが発生して、

母の退院の見通しが立たなくなり

面会のできない入院になりました。

 

その間、私と妹で、市内の老健施設や老人ホーム

を片っぱしから飛び込み見学をし、

母に合いそうな施設を必死で探しました。

 

ケアマネージャさんとも相談を何度も繰り返し、

幸い、自宅から遠くないことろに行けることになりました。

 

病院を退院する頃には母の顔色も良くなって、

元気になってはいましたが、

やはり家にいた頃のようには行きません。

 

病院から直接そのショウトステイのホームに入ってもらうことになりました。

 

そこで、今はお世話になっています。

 

母のことがあり、その時から

これからの自分の身の振り方を

考えるようになりました。

 

今までは漠然と

老後は子供に見てもらわないようにしないといけないと思っては

いましたが、

いざ、となると

男の子ではどうすることもできないことができてきますね。

 

母に場合、私たちが娘だったからよかったこともあり、

「これが息子だったらこうはいかないよね。」

と妹とも話しました。

 

主人が亡くなって、私一人になったらどうやればいいのかしらね。

今後のことを考える材料になりました。

 

母は昔から、

「私はあなた方の前を歩いてるから、よく見ておくんだよ。」

と言っておりました。

こういうことのことだったのかもしれません。