ジョルジュ・デュブッフ作

今年のヌーヴォー店頭に並ぶ期間も短くあっとい間に棚から消えてました!
年々、話題性もなく盛り上がりも欠けてきましたね。
そもそも「熟成途中のワインを早出しで高く売る」というのはワイン道に反する?^^?
ヌーヴォーにプレミア感を高めるのはいかがなものか…というのも反感を呼んでますね。

さて今年のキャッチコピー
『今世紀最高と称される2015年を上回る、芳醇さと優美さが魅力』
とのことでかなり期待度高まりました。
さらに「完熟したベリー系の香りがあふれる風味まろやかな味わい」とか。

毎年コントロールにしているジョルジュ・デュブッフのヌーヴォー…
ベリー系の完熟感はありますがその分、アルコール香がやや強く何といっても渋みが強すぎ。
渋みは好きなワインのジャンルですがそれにしても…。
バイオレット色は例年より強く出ていて熟したブドウの収穫年と思われます。
でもこのヌーヴォーの渋みはいただけません。。。
ヌーヴォーで飲むより18~24ヵ月寝かせた後に期待感が高まりそうですがヌーヴォーに使用される「ガメイ種」の葡萄が長期熟成に向いているかはなんともわかりません。

ジョルジュ・デュブッフさんは今年の作品『我がワイン人生最良のヌーヴォー』とのこと。
このヌーヴォーの帯「ボージョレヌーヴォー市場売上&受賞歴No1」とあるのですが、
うーーーん、苦しーいタイトルに納得。

メルシャンがチョイスした「アルベール・ビジョー2017」がもう一本あるので次回に期待しまーす^^