
Napa Valley (PlumpJack)
うっかりワインの写真を撮るのを忘れるところでした。
いつも前菜まではしっかりカメラで押さえるのですが、ワインやメインディッシュを目にした瞬間、欲に駆られて撮るのを忘れます。実はこの写真3本目の終わり頃。
プランプジャック(PlumpJack)、その名を高めたのは2005年『ワインアドヴォケイト誌』12月号。
Napa産ボルドー系の中からこのワインを2004年ヴィンテージNapaカベルネ・ソーヴィニヨン部門「第二位」に位置づけました。
「荘厳にして、深いアロマ。極めて濃厚にして説得力のある味」 というのが評価。
今回飲んだのは受賞したカベルネ・ソーヴィニヨンではなくメルローでしたが、カベルネより「ディープさ」 はありませんがアロマは柔らかくとても上品な味。
さてさて、このプランクジャック・ワイナリーは、もう一つの顔を持っています。
ワインの栓をコルクからスクリュータイプに変える推進派のリーダーなのです。
実はワインのコルク栓はカビ臭さ【ブショネ(仏:bouchonne、英:corky)とか言います】をワイン自体に誘発する原因の一つとされています。
統計によると12本に1本は存在するとか・・・。(そういえば時々ありますねー)
スクリューにすると密閉性が高まりカビ対策ができ縦方向で保管が可能に。
とは言うものの逆に密閉度が高く過ぎてワインの熟成を妨げてしまう懸念があります。
ちなみに20年以上寝かせたスクリューキャップの高級ワインは安っぽく平坦で古いジャムのような味になるとか・・・。(実験した方がいらっしゃいました!)
さて、あなたはコルク派?スクリュー派?