
I went to Napa (7)
普段の行いの善さか、たまたま天気予報通りかは別として秋空が広がりました。
カリフォルニアの空は限りなく青く澄んでいます。
今、カリフォルニア・ワインの中で一番ホットなのが「オーパス・ワン(Opus One)」
一杯のテースティングなのに$25掛かります。
ロバート・モンダビ一本飲めちゃう。。。
ここのワインは一本160$(18,000~19,000円…日本のデパートで買うとなんと28,000円…勿論、ヴィンテージによっては48.000円クラスも!)
まぁー$25は仕方ないですね。
Opus Oneのワインが世に出たのは1979年。
フランス・ボルドーのシャトー・ムートン所有するロスチャイルド家とご存知、ロバート・モンダビワイナリーのオーナーによって創立されました。
彼らがすべてにこだわり、莫大な資金(初期投資だけで30億円になります)を投入し、目指そうとした理想のワイナリーの姿をここに見ることができます。
Opus Oneの名前は、創設者の一人バロン・フィリップ氏が音楽用語で「作品番号1番」と命名。
彼は『一本のワインは交響曲、一杯のグラスはメロディのようなものだ』 と。
テースティングの感想・・・
光にかざして見る色は深みのあるレッドクリスタル色。
口に含むとカベルネソービニヨンの力強さを感じながら洗練された味覚に思わず唸ってしまいます。
そして、とがった感じをさせないどこまでもクリアでマイルドな味。
雑味をまったく感じさせない完璧な味とはこのことをいうのか…と。
飲んだ後は、豊かに広がる舌触りの中に深い味わいが残ります。
Opus Oneを世に出したとき、あるワイン評論家は「Opus won!(オーパスが勝った)」と言ったそうです。