EVERYBODY'S TALKIN'/噂の音楽四方山話

60年代~70年代の洋邦楽、ジャズ、クラシックの個人的に好きな曲のみをご紹介いたします。また自分のライブハウスでの弾き語りなどの情報、その他の趣味なども。

EVERYBODY'S TALKIN'/ うわさの音楽業界四方山話と珍妙なタイトルを付けましたが、単なる音楽談話室です。アップは全く不定期ですが時々見に来てください。


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かつて当ブログにて大体次のような事を記事にした事があった。
・・・ニール・セダカの「おお!キャロル」のキャロルとはキャロル・キングのことで、キャロル・キングもこの歌に対して「おお!・ニール」という曲を歌った・・・
 というものだが、このようなキャロル・キングの曲を巷ではアンサー・ソングと呼んでいる。今回はそういったアンサー・ソングのお話し。
 
 実はネット上にも「アンサーソング」というウィキペディアがあり何曲もの歌が紹介されているのだが、今回はこのウィキにも載っていない、おっ、これはと思われる曲を思い出したのでご紹介したいと思う。

 ということでお久しぶりの今回はペドロ&カプリシャスの名曲「ジョニィへの伝言」(1973年3月10日発売) のアンサーソングは「五番街のマリーへ」(1973年10月25日発売)ではないのか?というお話し。
 ※尚歌詞全体をここに添付するのは著作権上ご法度なので歌詞全体はご自身でお調べ下さい(笑)

「ジョニィが来たなら 伝えてよ」で始まるこの歌の主語は明らかに女性。そして誰に話しているのかといえば、この女性の友人(仮に知人Aとする)なのだが、この歌詞だけでは、同性の友人なのか、男性の友人なのかは分からないが、「もとの踊り子で また稼げるわ、根っから陽気に できてるの友だちなら このところ、うまく伝えて」・・・・という部分から、うむーーどうだろう、気心の知れた友達ではあるが、女性か、男性かはやはり判断が付かないが、私は女性だと見る。(勿論推測だが)
 でここで一旦話を置いて、次にこの「ジョニィへの伝言」の次のシングル盤として発売された同じペドロ&カプリシャスの「五番街のマリーへ」の歌詞を見てみたい。
 
 この曲は「五番街へ行ったならば マリーの家へ行きどんな暮ししているのか 見て来てほしい」という歌詞で始まる。これだけではこの言葉を発した人が、男性か女性かは分からないが、後に出てくる「マリーという娘と 遠い昔に暮らし悲しい思いをさせた」という部分から明らかにこの言葉を語るのは男性である。
 そしてここでもこの男性の友人(こちらも仮に知人Aとする)と思しき人に「どんな暮しをしているのか 見て来てほしい」と懇願している。この友人の性別はまたもや分からないが、なんとなくもののついでに「どんな暮ししているのか 見て来くる」ことが出来る人、ということはマリーと同性、つまり女性のような気がするのだ。そしてマリーの家へ行きどんな暮ししているのかを知りたがっている男性が、この「五番街のマリーへ」の主人公でもある。
 
 そしていよいよ(そんな大袈裟な話ではないが)「ジョニィへの伝言」の主人公をマリーに、「五番街のマリーへ」の主人公をジョニィと見立て、知人Aが両歌に於いて同一人物とするとこの2曲を続けて聴くと次のような物語が出来上がる。

 つまりは、マリーとジョニィにはこの2人両方を知る共通の女性友達Aがいて「ジョニィへの伝言」ではマリーがAにジョニィ宛伝言を頼み、「五番街のマリー」ではジョニィが今度はAにマリーの家へ行ってどんな暮しをしているのか見て来てほしい、という筋書きだ。

しかしここで少し考えてみたいが、これでは、はっきりいって何のことだか分からない。これは時系列で考えると、初めに(発売の早い)「ジョニィへの伝言」が最初のエピソードでその結果として、後からシングル盤で発売された「五番街のマリー」のエピソードがあった、とシングル盤の発売日順を前提で考えたからしっくり行かないと気付いた。

 そこで順序を変えると、どうだろう。初めに「五番街のマリー」があり後に「ジョニィへの伝言」のエピソードがあったとする。すると次のような筋書きに変わる。

 つまりは、マリーとジョニィにはこの2人両方を知る共通の女性友達A(歌詞の雰囲気からマリーとジョニィのふたりが行きつけのバーのママか?)がいて「五番街のマリー」ではジョニィが昔一緒に暮らしていたマリーの家へ行ってどんな暮しをしているのか見て来てほしい、とAに頼み後日マリーの様子を見てきたAが今度は「ジョニィへの伝言」でジョニーが来るのを2時間もAの店で待っていたマリーがAに「ジョニーには元気にしているからと伝えておいて」と言い残し店を出た。・・・
 というストーリーに変わる。ということは、

 発売日の順では「ジョニィへの伝言」「五番街のマリー」なので一見「五番街のマリー」の方が「ジョニィへの伝言」のアンサーソングと思えるのだが、実はそうではなく、「ジョニィへの伝言」が「五番街のマリー」のアンサーソングとなるのではないか!
 つまり、この2曲はアンサーソングの方が先に発売され、元歌が後から発売されたという極めて珍しい例ではないか?と思うのだ。
 

 それではこの辺を踏まえてこの2曲の名曲をお聴き下さい。YOU TUBEも発売日順ではなく「五番街のマリー」「ジョニィーへの伝言」の順にしています。歌っているのは言うまでもないが、高橋真梨子。


●五番街のマリーへ 1973年10月25日発売 (c/w 教会へ行く)



●ジョニィへの伝言 1973年3月10日発売 (c/w ある日・出逢い)
 よく「ジョニィーへの伝言」と間違って表記されることがあるが正しくは「ジョニィへの伝言」。阿久氏が本作品の少し前に鹿内孝に提供した「本牧メルヘン」の歌詞には「ジョニィ」ではなく、「ジョニィー」という人名が出てくるが、本作では「ジョニィ」とつづっている。それには大した理由はなかったが、先にできていたメロディーの最初の4音に合わせる際に、「ジョニィ」としたかもしれないと本作を「ジョニィ」とした理由を自身が推測している。

ペドロ&カプリシャス/ジョニィへの伝言MARIKO



 今回は以上だが、実際のところは阿久悠氏に聴かねば分かるはずもないお話しにお付き合い頂きありがとうございます。
今後もこのようなアンサーソングや続編、姉妹編、スピンオフ企画等を見つけましたらこのテーマ「アンサーソング」にてご紹介していきたいと思います。
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