EVERYBODY'S TALKIN'/噂の音楽四方山話 -2ページ目

EVERYBODY'S TALKIN'/噂の音楽四方山話

60年代~70年代の洋邦楽、ジャズ、クラシックの個人的に好きな曲のみをご紹介いたします。また自分のライブハウスでの弾き語りなどの情報、その他の趣味なども。

 久しぶりに「バンドやろうぜ!」と行きたいが、ぐっと砕けて「久しぶりにバンドやりましよ!(バンドやってくれません?のイメージ)」と行きたい。つまりは非常に自分の趣味が先行している曲ばかりのご紹介です。それらの曲をご紹介する前に先ずは大滝さんによるテーマソングを。

趣味趣味ミュージック 2'


①Shocking Blue / Never Marry a Railroad Man (悲しき鉄道員)
 1曲目はShocking Blueの曲。ショッキング・ブルーと言えば「ヴィーナス」だが、この「悲しき鉄道員」も忘れてもらっては困る。しかしビルボード1位になった「ヴィーナス」に比べ、この「悲しき鉄道員 」はビルボード102位、オリコン2位。どうしたらこんな差になるのかと言う程日米でヒットに差が出た。但し日本では回転数を早めたシングルが使われたという、著作上そんなことが可能なのか?といったバージョンがヒットしている。



②Yellow River (イエロー・リバー) / CHRISTIE
 このグループのファンは多い。クリスティのメンバーは、ジェフ・クリスティ(Bass & Vocal)、ヴィック・エルムズ(Guitar)、マイク・ブレイクリー(Drum)の3人。実はこのグループの前身はトレメローズというバンドなのだが、このトレメローズ、実はビートルズが受けて落ちたデッカのオーディションで合格したがさっぱり売れなかったという、ある意味気の毒なエピソードを持っている。デッカがその後ビートルズに対抗出来るバンドとして必死になってデビューさせたのがローリング・ストーンズだというのも割と有名なお話。但しこの「イエロー・リバー」はビートルズやストーンズでもなくCCRのような雰囲気がある。



③Here Comes That Rainy Day Feeling Again (雨のフィーリング) / THE FORTUNES
ザ・フォーチュンズ (The Fortunes)。彼らもまたビートルズのいるEMIに追いつけ、追い越せとしてデビューさせたバンド。当初はザ・クリフトーンズという名の3人組のコーラス・グループだったがメンバーを5人にしバンド名をザ・フォーチュンズと改め、デッカ・レコードにて「キャロライン」で再デビューを果たす。最大のヒットは1965年の「ゴット・ユア・トラブル」と言われるが、日本ではやはりライバルだったリバプール・サウンドのバンド達がいなくなった後の1971年の「雨のフィーリング」が飛び抜けて有名と思う。その後は結成当初のメンバーが次々と辞めて行く中、ロッド・アレンとバリー・プリチャードが中心メンバーとなり活動を続けていたが、1999年にプリチャードが、そして結成当初からフォーチュンズにいたアレンも2008年にそれぞれ亡くなる。途中で抜けたオルガニストのデイヴ・カーも2011年に死去。結成当初からのメンバーがいないフォーチュンズだが現在もツアーやライヴを行っている。前述の「ゴット・ユア・トラブル」も「The Fortunes - You've Got Your Troubles」で検索するとすぐ探せ出せるので一度じっくりお聴き頂きたい。


④SIMONE (シーモンの涙) / ENGLAND DAN & JOHN FORD COLEY
イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー(ED&JFC)と言えば日本では72年にリリースされた「シーモンの涙 "Siemon"」 が最初の大ヒット曲なのだが、この曲、実は日本だけの大ヒットで本国アメリカではヒット・チャートのベスト100にも入らない曲だった。しかもその為折角契約に漕ぎつけたA&Mレコードを解雇される羽目に至っている。私なんかは、彼らやカーペンターズ、セルジオ・メンデスとブラジル66らのヒットのお蔭でA&Mというメーカーがあるということを知ったというのに。。余談だがA&Mレコードは「オールナイトニッポン」のテーマ、「ビター・スウィートサンバ」で有名なハーブ・アルパートによって設立されたレコード会社。


⑤ロック天国/ピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)
 ピーター・ヤーロウ(Peter Yarrow、1938年5月31日 - )、ノエル・ポール・ストゥーキー(Noel Paul Stookey、1937年12月30日 - )と マリー・トラヴァース(Mary Travers、1936年11月9日 - 2009年9月16日)の3人からなる、あまりにも有名な1960年代のアメリカで最も成功したフォークグループなのだが、代表曲としてあげられる曲は「500マイル」「レモンツリー」「花はどこへ行った」「天使のハンマー(ハンマーソング)」「パフ」など所謂典型的なフォーク(フォークグループとして売り出しているので当然)が多かったのだが、ロックバンドとして売れていたビートルズがディラン風のフォーク調の曲を歌ったように異ジャンルへの挑戦のような形で彼らPPMにとっての異ジャンルのR&Rを探求しようと歌った曲。ママス&パパスやドノバンやビートルズを風刺したような作品で間奏にはビートルズが多用していたテープの逆回転的な音まで入れ、またジョン・レノンの歌い方を真似たような部分もある。この曲はメンバーのポール・ストゥーキーの作で、リードをとっているのも彼でアレンジも洒落ており個人的に気に入った曲だったのだが当時は元々のPPMのファンも「ロックに迎合した」、また元々のロックファンには「ビートルズを茶化している」という理由で共に不評だった。しかし徐々にそのポップセンスが一般に浸透し出し最終的には全米で9位にランクされるヒットを記録。
日本でもオリコン50位にランクされスマッシュヒットとなった。今聴くと寧ろ斬新でカッコいいナンバーだ。


⑥デイヴ·ディー·グループ オーケイ! Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich Okay!
最後はデイヴ・ディー・グループ(Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich)の曲。彼らは1960年代に活躍したイギリスのポップロックバンドで「グループ」は日本でのみ使われた呼称で、メンバー5人のニックネームを並べたデイヴ・ディー、ドジー、ビーキー、ミック&ティッチが正式なバンド名だ。この曲が売れていた頃は、ビートルズの「ベイビー・ユーアー・ア・リッチマン」などラーガロックの走りというか、異国情緒のある曲が好まれていたが、いかんせん特徴が有り過ぎ直ぐ飽きるのが難点(失礼!)日本でのレコードはイギリス本国での8枚目のシングルにあたる「タッチ・ミー・タッチ・ミー」から発売。折からのグループ・サウンズブームに乗り、ザ・ジャガーズが「キサナドゥーの伝説」(The Legend of Xanadu)を、ザ・カーナビーツがこの「オーケイ!」をそれぞれ日本語でカバーし、ヒットさせた。1969年には来日もしている。ところが彼らの曲は本国イギリスや日本のほか、ドイツ、オランダ、カナダ、オーストラリアのチャートにランクインしたが、アメリカでは「ザバダク」がかろうじて52位、「キサナドゥーの伝説」は100位圏外とまったくヒットしなかった。彼らが一発屋的に見られるのはやはりアメリカでの不調が原因か。




Best of/Shocking Blue

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Yellow River/Christie

¥3,254→3万円以上の高値を呼んでいる盤あり。
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Singles/Fortunes

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ヴェリー・ベスト・オブ/イングランド・ダン&ジョン・フォード・コーリー

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※日本でしかヒットしなかった「シーモンの涙」 はボーナス・トラックで収録。

Very Best of Peter Paul & Mary/Peter Paul and Mary

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Okay-The story of/Dozy, Beaky, Mick & Tich Dave Dee

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