昨夜焼いたシナモンロール。



学校探しについて書いてきました。これで終わりです。

息子が実際に受験したインターは2校だけですが、実は日本人学校のインタークラスも考えていました。スクールバスが出ていて、日本語の授業があるのはとても魅力的でしたが、小学校までしかないので、中学受験をしなければいけないのがネックでした。インタークラスは1クラスしかないので競争率も高かったえー香港では2019年のデモに始まり、そのままコロナで鎖国状態が続き、その間に海外移住や帰国した人が多数います。子供の数も減り、存続の危機にある学校もあると聞くので、息子が受験した頃よりもインターは入学しやすいかも知れません。14年前は人気のある学校は、妊娠が分かった時点でウェイティングをかけないと、小学校受験までに順番が回ってこないと言われていました。

気になった学校は見学して、実際にそこで働くスタッフ、生徒の様子を自分の目で見ることをお勧めします。それぞれの家庭の方針に合った学校を見つけるためには見学は必須だと思います。駐在の方で英語ができるようになればいいと言ってインターを選んでいる方がいらっしゃいますが、インターナショナルスクールの学費は安くはありません。それだけの金額を払う価値がある学校かどうかを見極めるのも大事かなと思います。


長くなってしまいましたが、私はこの学校に入学できて本当に良かったと思っています。生徒だけでなく、先生自身がバイリンガル、マルチリンガルが多い学校だったので、バイリンガル教育に理解が深かったことも私達にとってはとても有り難い環境でした。卒業式後のパーティーで息子からもらった手紙に、この学校に通わせてくれてありがとうと書いてありました。この一言が全てだと思います。学習面で大変なことは多かった(本人は気にしてなかったし、先生方も見守るしかないと言っていた)けれど、きっと息子にとっては楽しい学生生活だったのではないかと思っています。そして、13年間クリスチャン教育を受けた息子は、卒業式前に洗礼を受けました。念のために書いておくと、学校から強制されたり何か言われたりしたわけではありません。友達のお父さん(神父さん)から洗礼を受けたいと、息子自らが望んだことです。私も夫も息子をこの学校に入学させた時から覚悟していたこと。生まれ持った性格もあると思いますが、息子を見ていると揺るぎなく信じられるものがあることで、自分の意思がブレることは少ないように思います。色々意見はあると思いますが、一つの意見として参考になればと思います。


長々とお付き合いいただきありがとうございますニコニコ