復興されない町。 | マシュマロ&オニキス

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なんちゃってお嬢様のマシュマロ&小熊のオニキスの日常をピックアップ(^-^)v

8月9日、
実家に帰るため、やっと仙台駅に到着汗
七夕祭りも終わり新幹線も空いていると
思ってたが、2時過ぎまで指定席、
グリーン車も満席あたいしょっく
仕方なく一時間半立ちっぱなしと、
車内販売のお姉さんの態度の悪さに
苛立ち、気持ちも身体も
ヘロヘロに疲れました苦笑



皆が待ち合わせに使うステンドグラス前音譜

伊達政宗像、いつの間にか無いぎょ
そう言えば、何年か前から無かったか…。


駅前風景、変わっていないね♪


実家に帰るため在来線に乗り換えぽっ
上り電車の漫画列車とすれ違いでパチリニコニコ



この路線は東日本大震災で、
かなり被害を受けていて、
全線復旧しておらず、ここから臨時バスに
乗り換えします。





最寄りの駅に到着。
人も車もなく閑散としています。
例年であれば今の時期は、
海水浴客でこの辺りは、
人も車も多く一年間で一番賑わっている季節。
電車が復旧していないので、
駅前にタクシーもいなくて、
電話で呼んで10分以上待ちます。

地元の小学生が、復興を願った手作りのポスター目
この辺りの被害は本当に酷くて…。
この辺り一帯で、
200名以上の方々が命を落とされています。



駅に隣接しているお店。



駅前の橋を渡り
この道路の両脇には、結婚式場や写真館と美容院、
町役場の支所、交番や病院が有ったり
奥には松林が広がっていたのに、
無惨な風景に…。
松林の奥には、通った中学校がありましたが、
津波にのみ込まれ壊滅。


信号機も無惨に折れ曲がり、
当日の悲惨さが伝わります。
この運河沿いにも、
商店や歯科医院、郵便局が並んでいましたが、
ほとんどが流され郵便局の建物が、
壮絶な姿で残っています。
同級生やその親御さんも、
お世話になった方々も…。
津波の犠牲になりました。



お寺の本堂も全て撤去され、
震災前に建設途中だった建物もベニヤ板で
覆われています。
当日、中学三年生の甥は、直前までこの場所で、
ご住職の息子さんと、実家近所のお友だちと
遊んでいたそうです。
津波警報が出て、近所のお友だちのお父さんが、
迎えにきてくれたお陰で難を逃れる事が
出来ました。
ここから海岸線まで、
わずかに100メートル~200メートルで、
サーファーのポイントでした。


墓地を整理してくださっているボランティアの
皆さん。
この日は、この夏一番の猛暑日なのに、
本当に一生懸命働いてくださっていました!
ありがとうございます!
5月にきた時には、
父親の建てたばかりのお墓も、
3メートル位流され土砂に埋もれていましたが、
修理も無事に済み、
皆さんのお陰で無事に、
三回忌のお墓参りも出来ました。





山沿いのたもとに電車が…。

震災から5ヶ月たちましが、
未だに当時のまま…。
同じ時間に上下に出発した電車でしたが、
上り方面の電車は、避難したものの
津波にのみ込まれ亡くなられた方が
いるそうです。
下り方面に向かっていたこの電車には、
地元の住民の判断で車内に残り、
幾日か後に救出されたそうです。

東日本大震災の日から5ヶ月、
この町は、国が買い取り住民には、
転居を促しているそうです。

この町は復興されないそうです。

掲載した写真は、被害のごく一部です。
これ以上の悲惨な風景の写真は、
掲載を控えています。




『母さまアァー

《かかしゃんWハート


『お帰りなさいませアァー
《お帰りなさいでつきゃはっ

「ただいまっハート音符
「かか、元気になったよっポッ

東日本大震災で被害にあわれた方、
犠牲になられた方々に
心よりお悔やみ申し上げます。
一日でも早い復旧・復興をお祈り申し上げます。