皆さん、今晩は!! \(~o~)/
世界中の子どもが彼の童話に触れて、みずみずしい感性を育んできました。マッチの炎と
ともに、小さな命まで消えてしまった『マッチ売りの少女』。容姿の違いから、いじめられた
『みにくいアヒルの子』。童話作家アンデルセンの作品は、大人になっても心の奥に生き続
けます。
4月2日は、アンデルセンの誕生日です。1805年にデンマークで生まれ、70歳で亡くなる
まで160編ほどの童話を紡ぎ、数々の名作を残しました。彼の誕生日を記念し、4月2日は
「国際子どもの本の日」に定められています。
子どもは家庭や学校、地域という社会の中で育ちます。それに読書が加わると、感性を磨
き、想像力を豊かにし、視野を広げることができます。1冊の良書から得られるのは、人生を
より深く生きる力です。それ故、公明党は子どもが本に親しむ環境づくりを進めてきました。
2001年の「子どもの読書活動推進法」制定に尽力し、4月23日を「子ども読書の日」に。
さらに「読み聞かせ」、学校で始業前に本を10分間読む「朝の読書」、赤ちゃんに絵本を贈呈
する「ブックスタート」の三つを全国に定着させました。
4月は“出会い”の季節です。「出会えたね。とびっきりの1冊に。」とは、「こども読書週間」
(4月23日〜5月12日)の標語です。こんな窮屈な時だからこそ、読書で想像の翼を広げ、
人生の糧になる良書に巡り合ってほしいと思います。