皆さん、今晩は!! \(~o~)/

 

 

 本日も昨日に引き続き「ジェンダー平等」について書きたいと思います。

 

 しかし、世界全体で見ると女性の就業率はまだまだ低いです。国際労働機関(ILO)の

 

報告書によりますと、19年の世界全体の男性の就業率が74%である一方で、女性は

 

47%と低い水準にあります。
 

 

 今月9日に開催された国連の「女性の地位委員会」(CSW)の年次会合は、この状況を

 

深く憂慮し、北京宣言から四半世紀が過ぎようとしている今も、「ジェンダー平等を完全に

 

達成した国はない」との懸念を示しました。
 

 

 CSWのこの指摘はもっともです。先進国の場合も、ジェンダー平等が実現されていると

 

は言えません。国会議員や管理職に就く女性を増やすなど、女性の地位向上に向けた努

 

力が不十分であるためです。
 

 

 この点、特に、日本は取り組みを急ぐべきです。日本の15〜64歳の働く女性の54%は

 

非正規雇用であり、正社員になれず、不安定な立場や低賃金に苦しむ女性も少なくありま

 

せん。
 

 

 政府は昨年12月、公明党の提言を踏まえ、「持続可能な開発目標」(SDGs)実現のため

 

の実施指針を改定し、ジェンダー平等を優先課題の一つに掲げました。これに一層力を入

 

れていくべきではないでしょうか。