今日は昼からお休みを頂いてお酒を呑みつつココを弄ってみるキスマーク

 

今年の2月終わりから3月の気候の変動は激しかったねー

 

3月にしては暑い日が多かった3月中旬に雪が降る(屋根が少し白くなる程度だが)なんて何時ぶりだろうか?↓

 

 

春到来前から我々単車屋の仕事は慌ただしくなる・・・・・車検や春頃納車予定とされていた車両の整備ウンヌンカンヌン叫び

 

年末年始から「一見様お断り」トライアンフの整備に振り回されまくりでどうなる事かと思っていましたが、4月がお約束だったCB750K4納車整備やっと始められてヤレヤレでございまヌぼけー

まだまだバラして「掃除と言うお仕事」を執り行ってまいりますメラメラ

 

 

この車両↑は過去のブログでも出したことのある岡ナンバーのメインキー以外(HONDAマーク無し)ネジ一本まで当時物のノンレストア車でして「誰にでも」は嫁がせられない個体(私の価値観ではですが)目

T様、良い個体に仕上がりますぞチョキ

 

 

車検&腰上O/HのBMW R100RTから少し

 

この車両、腰上は一度は開けられていて何処のメーカーの液体ガスケットか知らんが、とんでもなく固着&接着力が強くて普通にはシリンダーが外せなかったパンチ!

また、液体ガスケットの塗布量も凄くてガスケット除去に掛かる時間も「ごいすぅ~(ごいごいすぅ~ではないイヒ)」だった。

で、折角開けてるのに空冷フラットの肝心要バルブガイド回りに手が入ってなくて恐ろしい程ガイドのクリアランスが大きくて「おいおい」と(プッシュロッドチューブのガスケット交換の為に腰上を開けたのだろうな・・・・とは想像できるが)。

最近はトラほどではないがBMWでもプラスアルファの手間をかけさせられることが多くなったなぁ・・・・

ま、私が幕下三流メカニックだからという事もあろうがドクロ

 

そんなRTさんクランクケースに差し込まれるシリンダーライナー(ニカシルアルミシリンダーなのでライナーとは言わんか)にクラック在り↓

 

 

クラック溝内の異物詰まり具合↓と

 

 

ピストンスカート部への接触痕↓から、クラックが入った状態で暫く乗られていたことが分かるかと目

今までも普通に乗れていたわけだし、ピストンクリアランスの測定値やクラックが入っている箇所の真円度も問題ないので、別にこのままでもリング交換だけで走行は出来ますが、道楽品でコレ↓を見て「ま、いっか」は無い・・・・と思うねー

ニカシルメッキシリンダーは転倒や縁石アタック等が在ったら意外と簡単に割れてしまう。

と言うかコノ↓1000ccのアルミシリンダーライナーの薄さを見れば「そりゃ割れるわな・・・・というかBMWは最初から1000ccまでの排気量UPを想定していたのだろうか?」という薄さでシリンダー単体での保管も気を使わされるドキドキ

 

 

 

私の担当では無い(社長&寺さん担当)ですが、久しぶりにBMW軍用R75整備のお手伝い↓

 

R75のリヤアクスルは基本左ネジなのだが、コノ個体は受け側のネジ山が完全に舐めてしまい締め付けられない状態だったショック

 

M14の左ネジヘリサートなんて簡単に出来るわけがないので社長考案「アクスル側のネジ山を溶接で肉盛りしM16でネジを切り、受け側ネジ穴を拡大する」方法で行くことにひらめき電球

今までの経験上ココが右ネジになったからと言って緩んで事故に繋がることは無いと想像できるので、当店が「時間&部品」が無い中で対策するとなるとベストな方法かと耳

 

で、ヤッパリ大きなボール盤は便利だなと↓

 

 

少し前に購入した回転センター早速役立ちました↓

 

「すぅ~ぱぁ~せぶん」ちゃんでのアクスル加工は色んな意味でギリギリでしたあせる

 

簡単そうな作業に感じるかもしれませんが、アクスルのネジ山付け根がテーパーになっていて、締め付けた時の受け側との面圧の大事さなんかも考慮しつつの作業は大変だったぼけー

 

 

 

「一見様お断り」のトラネタ

 

66年TR6Rから少し

 

今回も結局コノ状態↓から「組み直し」というか「作り直し」というか・・・・・姫路はラウンドアバウト小西さんレベルのメカニック(世界中探してもそう居ませんが目)が育てていない限り、トラの整備の基本は大体コウ↓なるんだなとぼけー

 

 

小西さんに教えて頂いたユニットトラのスイングアームのシム調整は結構時間が掛かる↓

 

 

今回はスイングアームボビン間のディスタンスカラーを微調整する必要があった↓

ホント、トラは分解すると「組み直す」のではなく「作り直す」感じが多いもぐもぐ

ソレが時々ものすごく嫌になるのでトラは時々で良いし「一見様」は基本無理となるひらめき電球

 

 

何時もは簡単に抜けるエンジンスプロケットが簡単に抜けなくて「ヒイヒイ」言いつつ抜けた後に工具を買っていたことを思い出す・・・・・幕下三流メカニック万歳ハートブレイク

 

 

アメリカで開けて整備されていた割に良い感じのプライマリー周りに「ほぉ~」と目

珍しく、一応「プロ」と思える人が触った感じかとイヒ

 

 

大体、アメリカで触られている箇所は「ワヤ」な事が多いのでゲホゲホ

う~ん・・・・「誰が誰に何を言うとんねんっ!」ってな書き方に引っかかる方もいるかもしれませんが所詮幕下三流メカニックの戯言なので読み流してくださいなドキドキ

え~それでもいつも通り私なりにオールリセットしますがウシシチョキ

尚、フロントフォーク回りは素人「おいにぃ~」が芳醇でしたキスマーク

 

 

65年TR6SRで見逃して泣いたチェーンオイラー穴はこの個体では開いておらず↓

 

 

この個体はコウ↓いう感じの大抵叩いて開けられた跡が有るような左ネジのリングナットが綺麗な状態だったりするのも好印象でした目

全てがそうなら良いのですが、そんな奇跡が起こらないのがアメリカから来た車両の常識だったり常識で無かったり常識だったり・・・・・

 

 

小西さんにタコドライブユニットをバラしてOリング類の交換が出来ることを教えて頂きコウ↓

ただ、Oリングの選定&組み立ては「トラマイスター小西さん」にお任せですひらめき電球

 

 

前回も書きましたが、この個体へはウオタニを投入してみたくなりステーを製作する事になったのですが、意外と簡単にアイデアが纏まらず時間が掛かった。

 

フラットバーをあーだこーだしてコウ↓

溶接が下手なのは何時もの事もぐもぐ

トラの振動を考慮したらコウいう造りかなとねー

ステーだけの重さでは純正よりコレ↓のほうが重いですが、コイルを合わせると純正より軽いですグッド!

単車は100gでも軽い方が良い・・・・・と私は思うパー

 

 

簡易塗装して車体に付けてコウ↓

 

 

コンデンサーを付けなくてよいように改造したポイントベースを格納したポイントハウジングはコウ↓

 

 

配線回りを整備してコウ↓

 

 

ハイテンコードの取り回しはコウ↓

 

 

ウオタニ故の高抵抗入り「ちゃんぴおん」プラグキャップは駄目ですか?耳

 

 

↓大分整ってるでしょう?耳

 

 

パワーアンプユニットの青色アルマイトは目立って気持ち悪いので簡易塗装してコウ↓

 

 

ウオタニ投入に際しプラスアースからマイナスアースに変更するのにハーネス周りの違和感を減らす作業は意外と面倒くさいねー

 

 

で、こんなに頑張って付けたウオタニさんですが、消費電力と純正ポイント点火とは違う電力消費時の負荷の掛かり具合、そして今回の個体への充電系統へのテコ入れ(10Aシングルフェイズステーターコイル&レギュレートレクチファイヤ)との兼ね合いから「秘密の一手」がダメなら純正仕様に戻す可能性があることに・・・・・・えーん

ウオタニの弾けるような低中域(常用域)のパンチ力は魅力的なんですがねほっこり

ま、幕下三流メカニックのすることなんてこんなもんですゲラゲラクラッカー

 

単車ネタはココまで

 

次、酒ネタ

 

新酒が出る時期の私は忙しいグー

 

裏男山の出来は今年も素晴らしかった。

辛口ではあるが旨味しっかりで、フィニッシュで良い仕事をする酸と辛のウルトラタッグは最高です。

私が記憶に残る醸造アルコール添加の「生酒」の代表は「〆張りのしぼりたて生」と「久保田の千寿生」ひらめき電球

今年の久保田千寿生もシッカリ旨口ボディータイプなのに持続性のある苦・渋・辛の口中~フィニッシュでの移り変わりが美しく整って切れる美酒でバンザイでございました合格

 

 

最近掘り下げている北島と飛鸞↓

北島は何か一個でも情報が狂うと「こりゃイカンばい」となりそうな所を「そうならないよう」に上手にまとめ上げた「本流(って何かは知らんが雰囲気でパー)」の国酒感が素晴らしいと感じさせる酒グッド!

辛口でない飛鸞は「気持ち」徳島は三芳菊を匂わせつつも、私好みの秋田の新世代国酒感を感じさせたりと楽しいお酒が多い合格

尚、コノ↓飛鸞はシッカリ辛口だが香り旨味ともフルーティーで、相反する「辛&旨」キャラが上手く融合しつつドライというナイスな酒だったキスマーク

 

 

飛鸞の神楽は素晴らしかったクラッカー

甘クドイ系ではあるが、苦&渋の絡み具合が素晴らしくて記憶に残る酒だったキスマーク

 

 

今月は私の誕生日月という事で、土曜の仕事後に津山の恐ろしく多種の日本酒を置いている寿司屋に行き5合(念のため二日前から酒は一滴も入れなかった)程飲み、次の日は朝からお休みを頂き嫁&娘の買い物の付き合いで岡山に出向き、誕生月という理由?で嫁さんにお小遣いを頂き武田で買った二本↓

山本の「うきうき」は国酒を呑まない方でも抵抗なく呑めるジューシー&フレッシュなお酒合格

久しぶりの武田だったので新政が買えるかと期待したが無くてガッカリぐすん

長らく新政飲んでないなぁダウン

 

 

今月は5日間も休肝日を設定したこともあり若干控えめウシシチョキ

というかココには「敢えて」UPしないようにしていますが、差し入れしていただいた「美味しい国酒達」が多かったこともありますほっこり

 

お酒は程々にキスマーク・・・・・って、それこそ「誰が言うとんねん」ってかイヒ

 

今日はココまで

 

ばいちゃパー