日本200名山【上蒜山】1202m | 温泉巡りと登山

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当面の目標は関西百名山の制覇!

【岡山県・鳥取県の山】

8:00塩釜ロッジ(標高513m)→8:30塩釜登山口→三合目付近で雨の為引き返し→10:00下山

事前に当日の天候が微妙な事は承知していたが、ここ最近登山予定を組むも悪天候で直前中止になったことが度々あり、ストレスが溜まっていたのでムリクリ敢行。こちら蒜山界隈の天気予報は曇り/所々小雨で、他に当日の登山候補先としていた紀伊半島【大台ヶ原】は一日中雨との予報。当然の如く【上蒜山】登山をチョイスすることとなった

蒜山三座


上蒜山・中蒜山・下蒜山の三座が連なり【蒜山三座】と呼ばれている。そのうち最高峰の上蒜山が【日本二百名山】の一つとして存在。今回の登山コースは一番メジャーでライトな塩釜登山口→中蒜山→上蒜山のコースを選択

自宅を経ったのが朝5:00。現地までこれといった渋滞も無く2時間半程で到着。まだ時間が早かったのか、それとも天候が微妙だからか中蒜山登山口にある【蒜山塩釜ロッジ】駐車場には車1台しか停まっていなかった。年配の登山者は朝早くから登られる方が多いので、恐らく天候不良が人の少ない理由と思われる

塩釜ロッジ


いよいよ登山スタート。登山口には湧水【塩釜冷泉】の水汲み場もある。スタート時点ではパラパラと小振りの雨が降ったり止んだりで全く心配していなかったが、一合目を越えたあたりから徐々に雨脚も強まってきた

登山口と塩釜冷泉


一合目途中までは栗の木が生い茂ったなだらかな道。二合目を越えたあたりから蒜山特有の黒土と粘土質の土が目立ってきた。雨脚が強まってきたこともあり、雨を含んだ黒土と粘土質の土がねちょねちょになって歩く度に足場がズルリと滑る。どうしたもんやろか…と考えたが、下りの危険性を考えて結局三合目手前で引き返すことにした







蒜山の黒土・粘土質の土は車でここから一般道で1時間弱の距離にある日本百名山【大山】が大江戸時代に噴火した際に降り注いだ火山灰が堆積してこのような土質になっている。しかしながら噴火元である大山の土は粘土質では無く、少々の雨ならば滑らないと塩釜ロッジでご一緒したご夫妻より聞いた

今回志半ばにして山頂までの登山を断念する結果となったが、自宅からさほど苦もなく現地まで辿り着けることと、山頂まで往復4時間もあれば十分と聞いたので、機会があれば再チャレンジしてみたい