Marsa's selection -19ページ目

2008年5月号 ガテン系ピアニスト、天平くん!

新緑のきれいな季節になりましたね。ゴールデンウィーク、みなさんどのようにお過ごしですか?
旅行をしたり、家族とゆっくりお休みしたり、趣味に没頭したり様々だと思いますが(もちろん毎日お仕事という方もいらっしゃいますよね。お疲れ様です。)、みなさんにぜひ聞いていただきたいCD、そしてコンサートの情報があるのでご紹介したいと思います。

ご紹介するのはピアニストの天平(てんぺい)くん。私が大好きな大好きなピアニストです。天平くんのことを知ったのは1年以上前、あるパーティーで司会をさせていただいた時に、天平くんがピアノを披露していました。コンポーザーピアニストと名乗る通り、作曲家であり、自ら作曲した楽曲を弾くというスタイルをとっています。

初めて天平くんの音楽を聴いたときの印象を一言で言うならば「衝撃的」でした。
まずTシャツにデニム姿で現れたそのピアニストは、従来のピアニストのイメージを覆すようなガッチリした腕、一見怖そう。ところが、ピアノの前に座り、鍵盤に指が触れた瞬間からピアノと天平くんが一体化して、そこから奏でられる音楽は繊細でもあり、いい意味で荒々しいところもあり、そして、人柄が反映されているのでしょうか、温かさも感じるのです。

実際、天平くんはとても素敵な人柄の持ち主です。

天平くんの音楽は聴いているとその情景などを頭の中で描くことができ、もちろん何を想像するか描くかは人それぞれですが、単に音楽を聴いているという域を越す気がします。

どの曲も本当によくて、その中からオススメを決めるのはとても難しいのですが、あえて決めるならば私は「一期一会」という曲が好きです。でもほかの曲も好きです。

そんな天平くんがEMIミュージック・ジャパンからメジャーデビューすることになりました。6月18日発売ですが、HMV(http://www.hmv.co.jp/news/article/804060018 )、Amazon、タワーレコードのホームページで予約可能で今なら少しお買い得だそうです。

天平くんからメッセージをもらいましたよ。

今回のアルバム「TEMPEIZM」はタイトルの通り
自分のイズムがたくさん詰まっています。
人間の感情の静かさ、激しさを表現した「フレイム」
人との出会いの大切さを表現した「一期一会」
自分のルーツであるプログレッシブロックを表現した「幻想曲」
夏の想い出を表現した組曲「夏の記憶」
なのでこのアルバムは自分自身と言っても過言ではないと思います。
色んな人に聴いて頂ければ本当に嬉しく思います。

天平

またデビューツアーコンサートも行われます。
8/29サントリーホール、9/3福岡ビルボードライブ、9/9兵庫県立芸術文化センター(今後追加予定)。チケットは6月頃から随時発売だそうです。

本当に楽しみです。とにかくオススメなので、ぜひ天平くんの音楽に触れてみてください!

天平くんのオフィシャルウェブサイト
http://www.tempei.com

EMIでの紹介
http://www.emimusic.jp/classic/tempei/