【バスの待ち時間】学生時代 | 鈴木正人の自伝「まぁいいっか!」

鈴木正人の自伝「まぁいいっか!」

重度の身体障害がある鈴木正人(すすきまさひと)のブログ
1972年生まれ、三重県松阪市に暮らしています。
普段僕は車イスで生活をしています。
自分のこれまでの人生をまとめてみました。

僕の学校には送迎バスがある。高等部に入るまでは、僕も送迎バスの座席に座っていた。送迎バスを運転するのは、三重交通の運転手だ。毎日、固定の慣れた人が運転する。そこに介助員が一人つく。

 

僕達の送迎前に、三重交通のバスの仕事をしてからやってくる。普段とは違う運転手がバスを運転することがあった。年に1回あるかないかだけど、慣れてない運転手のときは送迎バスが遅れることもあり、学校でバスを待たなければならなかった。

 

その時は、普段話さない先生と話せて、面白かった。何を話したかは憶えていない。けれど、先生と笑いながら話していたことを憶えている。僕は経験したことがないけれど、普通の学生の帰り道ってこんなかんじなのかな、と思った。

 

このまま、時間が止まればいいと思った。「来たよ、バスが」と声を掛けられるのが寂しかった。帰りたくなかった。特別な時間だった。

 

 

ブログ村に参加しております。

下のバナーをポチッとして頂けると

ランキングに反映されます。

ぜひよろしくお願いします^^

 

にほんブログ村 介護ブログ 身体障がい者へ
 

 にほんブログ村 シニア日記ブログ 自分史・自伝へ
 

 にほんブログ村 美術ブログ アウトサイダーアートへ