…今宵の月のように… by Mar's Words -3041ページ目

シウマイ

崎陽軒のシウマイ。


思い出したように無性に食べたくなったりします。



お察しの通りに想い出があります。




惚れた女性に逢うために月に一度、新幹線で九州まで通った。




新横浜から乗車する時のお伴がシウマイと缶ビールだった。



小倉に着く頃にはいつもほろ酔い気分だ。




関門トンネルに入ると、なんとなくソワソワしてきて胸の中がグニャッと軟らかくなるような感覚を持った事を覚えているけれど…。

その感情を実感として思い出すのは不可能に等しいかな。


次の誰かに惚れるまでは…。



でも、心底惚れることが出来る相手に出会う事なんて、そう何度もあることではないでしょうね…



一生のうちに恋の花は幾度か咲かせることはあっても、大輪の花は一度しか咲かない…。

なんて台詞をタイロン・パワーが言ってたけれど…



いったいどれが大輪の花なのかなんて、人生を終える時までわからないよ。




本日のBGM:♯カーメン・キャバレロ「トゥ・ラブ・アゲイン」

カポックさん

私の仕事場にいる観葉植物のカポックさん。

私の苦楽を傍らから見続けて十数年。



一度は枯れかけたが、見事に復活したカポックさんが新芽をつけました。


毎年恒例この季節から2~3本の新葉がでます。



その第一葉が芽吹きました。
今はまだ1センチくらいだけれど、みるみるうちに大きくなっていきます。



その逞しい姿に元気をもらっているような気持ちになったり、
叱咤激励されているような気持ちになったりもします。




とにもかくにも、今年も第一葉おめでとうございます。



来年も再来年もこの場所に居てください。




本日のBGM:♯ヘレン・メリル「ホァッツ・ニュー」♯Mar's Words  今宵の月のように-090429_1356~01.JPG

「もう」と「まだ」。

CHANGE!

すでに忘れさられた感のある言葉ですが、考え方ひとつで人生が変わることがあります。


登山に出かけて道に迷ってしまいました。
下山しようと彷徨い続けましたが、道が見つかりません。すでに陽は沈み辺りは真っ暗です。

喉が渇いたので水筒に手をやると、残りわずかなことに気がつきました。



このような状況で、どう考えるのか。




「もうこれだけしかない…」
そう考えた時、すべてが悪い方向へ進み出します。
暗闇で不安が増し、誰も助けに来てくれない…もうだめだ、という自己暗示に翻弄されてしまいます。


しかし、



「まだこれだけある!」


そう思えるならば、すべては肯定的な事象です。
不安感に陥ること無く、…夜が明ければ、救助隊が捜し当てるだろう!という希望を持つことができます。
希望は人間の生きる糧です。


だから、どんなに困難な状況にある時にも希望を持ち続けましょう!



必ず路が見えてきますから。



小さな希望でよいのです…だから「もう」じゃなく「まだ」



なのですよ。





本日のBGM:♯ソニー・クラーク トリオ「朝日のようにさわやかに」♯