先日、週刊誌の記事がネットに掲載されていました。そこには「もはや地球温暖化の時代は終わり、“地球沸騰”の時代が到来した」と書かれていました。確かに太陽は、理論上は約100億年の寿命があります。そして太陽系が出来上がって46億年が経過していますから、あと約50億年は今のように輝き続けることになります。そのあと太陽はだんだん明るさを増して膨張を続けます。そして“赤色巨星”と呼ばれる非常に大きな星になります。その頃になると太陽の直径は、今の地球の軌道辺りまで膨張します。そのあと太陽よりも重たい星は、“超新星爆発”を起こして吹き飛びます。そしてその中心部分は、中性子星やブラックホールとして残ります。太陽を含めてそこまで重たくない星は超新星にはなりません。そして太陽を核融合させている燃料のガスは、穏やかに宇宙空間へ抜けていきます。そして“白色矮星(はくしょくわいせい)”として、長い時間をかけて冷えていきます。

 つまり太陽は約50億年後には膨張して地球を飲み込みます。太陽の中心の温度は約1500万度、表面の温度は約6000度と言われていますから、太陽が終焉に向かうとき、地球は灼熱地獄に包まれることになります。しかし、記事にあるように今、「地球温暖化の時代が終わって地球沸騰の時代が来る」と言われても、かなり時間が早すぎる気がします。さらに記事によると、この“地球沸騰期”は、“雹(ひょう)によってたくさんの人が死ぬ”と書いてあります。雹は積乱雲から振る直径5ミリ以上の球状や塊状の氷の粒ですから、気温が上がって地球が沸騰しているのに、氷の塊が大量に降るというのもよく分かりません。そこで少し腰を据えてこの記事を読んでみました。

 今、地球は温暖化していて、今年の夏は平均気温が平年と比べて1・76度も上昇して、あきらかに異常事態だったのです。このまま進むと間もなく東京の最高気温は“45度になる”と警告している専門家は多いのです。そうなると地表が熱くなったことによって今よりも強い上昇気流が発生します。そうなると積乱雲から落ちてきた氷は地表に近づいて溶ける前に再び水蒸気を纏って上昇します。これを何度も繰り返すうちに、雹がどんどん巨大化していくというのです。具体的には“野球ボールや缶コーヒー”ぐらいの大きさの雹が降ってくるようになります。それが空から町中に振りまかれたらどうなるか、確かに外で雹の直撃を受けた人は死にますし、車も船舶も建物にも甚大な被害が出るでしょう。

 さらに地球が沸騰すると、それは魚にも大きな影響が出ます。海水温が上昇すれば、魚は冷たい水を求めてどんどん北上(南半球では南下)していくことになります。具体的にはカラフルな色合いの熱帯魚は東京湾に上がってきますし、日本列島の近郊で獲れていた“サンマ・サケ・イカ等”の魚介類は、まったく獲れなくなるでしょう。世界的に冷たい海で生息していた魚介類が獲れなくなりますから、海産物の漁獲量は激減してなかなか食卓には上がらなくなくなります。

 このように太陽がまだ膨張を始めなくても、私たち人間が地球の環境を壊していくことで、太陽膨張よりもはるかに早く、地球が人間が生息できない星になる可能性があるのです。“二酸化炭素の排出量の問題”など、地球環境を守る取り組みはすでに行われています。ただ、環境問題と言ってもどこか他人事で切実感のないものですが、実は私たちの生存に関わる切羽詰まった問題なのです。私も少し認識を変えて、環境の問題も目を向けていきたいと思います。

 

 

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霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法

 

■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

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