それではその先を見ていきます。
3:「自己訓練の欠如」
自己訓練の出来ていない人は、自分の心の中にあるマイナス要因(怠け心、甘え、消極性、批判的思考など)をコントロールすることが出来ていません。周りの環境や他人をコントロールしようと思うなら、まずは自分自身をコントロールする意思と理性を持たなければなりません。それは他人をコントロールするよりもはるかに難しいことです。自分の姿を鏡に映して見れば、そこには最良の指導者と最悪の悪友が映っています。だから自己訓練をして、心の中のマイナス要因は取り除いて行かなければならないのです。
4:「生活習慣からくる病気」
どれだけお金を稼いで社会的評価を受けても、体が健康でなければ幸せには離れません。特にセルフ・コントロールの欠如(暴飲暴食・運動不足・否定的な考え方・ギャンブルやアルコール依存など)から健康を害してしまうことは、人生を悪い方へ進めてしまいます。
5:「行動力の欠如」
たとえば良い考えが浮かんでも「今日は気持ちが乗らないから明日から始めよう」、そうやって1日延ばしにしてしまう人がいます。その人はそうやっていつもチャンスを逃していることに気づいていません。ただ、考えるだけで何も行動しなければ、「幸せ」も「成功」も、それをつかみ取ることはできないのです。
6:「忍耐力の欠如」
良い考えを持って何かを始めても、それがすぐに成功につながるわけではありません。人生はいつでも順風満帆に進むわけではありませんから、悪い流れにはまり込んだり、悪い出来事に突き当たっても、それを乗り越えていかなければならないのです。しかし、ちょっと壁にぶつかったり、失敗が続いたことで、その道を進むことを投げ出してしまう人が多いのです。私は霊視によってたくさんの人の未来を見ています。ですから“あと少し頑張れば道が開けるのに”と、とても残念な思いでそんなシーンを見てきたことがたくさんあります。幸せが大きくなるほど、その山に辿り着く前に、深い谷を乗り越えなければならないことはしばしばあります。
7:「否定的(排他的)な性格」
人生の中で「幸せ」や「成功」をつかみ取ろうとするときに、“いつも文句や不平不満ばかり言う人”や“他人の批評批判ばかりする人”は、幸せとは真逆の方向へ自分が進んでいることに気づくべきです。“大きな幸せ”や“大きな成功”をつかみ取るには、周囲の人たちの協力が必要になります。もし、積極的に力を貸してくれなくても、自分に敵対してきたり、足を引っ張られることなく、好意的に接してもらえるだけで力になります。そのためには明るく、人から好かれる人間であることが必要なのです。
8:「優柔不断」
人生の中で「幸せ」や「成功」をつかんでいる人は、すばやく選択してすばやく行動します。また、その選択はよほどのことが無い限り変えません。逆に言うと、いつも失敗ばかりする人は、優柔不断で決断が遅く、ちょっとした心の動揺ですぐに変更してしまうのです。(3)へ続く
【2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。
■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方