23日に受けた霊障では普通に歩いてコンビニへ入ろうとしたときに、躓いた瞬間に体が浮いて地面に落下して両膝と左手、左頬を負傷しました。同時に大切にしていた時計と気に入っていた眼鏡が破壊されました。25日は強風が吹いているわけでもないのに、重たい鉄扉が閉まって足の親指を挟まれました。そして26日の深夜には立ち上がる際に足元がふらついて変な角度で床に手を着いたために手首を痛めました。これらが偶然でないことは私はよく分かっています。それだけ今回の浄霊では、不浄霊の影響を強く受けて気持ちも体もボロボロになりました。しかし今、このブログを書いている時点で浄霊はきちんと終了しました。今日のお昼前に元凶になっていた不浄霊は、自らの意思であの世へ上がっていきました。この不浄霊は憎しみや怒りを募らせてその復讐のために、あの世へ上がることを拒否して、100年以上も現世にとどまっていました。しかし現世でそれを続けたところで、自分にとっては何の利益にもなりません。それどころかさらに時間が経過すれば、霊体としての自分の形が崩れて、あの世へ上がることも輪廻転生を続けることもできなくなってしまいます。そうなれば魂=霊体は霧散して“無”に帰るだけです。浄霊ではそのことを元凶になっている不浄霊に諭していきます。私は浄霊中は、不浄霊に対して、

「恨みや憎しみを捨ててあの世へ上がり、輪廻転生のサイクルに乗ることで、来世ではきっと幸せな人生を生きてください」

そのように粘り強く語りかけていきます。しかし、本来は元凶になっている不浄霊にとっても正しい行く先を示しているのですが、恨みや憎しみで凝り固まった不浄霊はあの世へ上がることを拒否して激しく抵抗してきます。その怒りを浄霊の依頼者や施術者である私に向けてくるのです。それが今回はこのような霊障となって私に降りかかってきました。

 不浄霊を諭すときには印を結んだり、お経やマントラを唱えます。皆さんもお葬式や法事などでお坊さんの唱えるお経を聞いたことがあると思います。正しいお経の唱え方は、“雨水がしたたり落ちるがごとく”一定のリズムで抑揚なく静かに唱えていきます。ましては浄霊では、怒り狂っている不浄霊を諭していくわけですから、私は冷静に対応して霊となった魂が進むべき道を示して、その魂を供養していかなければなりません。しかし、私は今回その正当なやり方を逸脱して“邪道”ともいえる方法でこの不浄霊と対峙しました。あえて私の怒りや不快感を隠すことなく、それを前面に出して不浄霊と対決しました。そのためお経も早口で大声になり、怒声を帯びた声でぶつけていきました。それがやられ続けていた形勢を逆転した方法です。

 僧侶でもなく、解脱など到底できていない私は、心の中に“感情”を持ち合わせています。今回の浄霊では最初はいつものように静かな気持ちで対処していましたが、何度も体を痛めつけられたり、大切なものを壊されたりすれば、誰でも腹が立ちます。そして浄霊の依頼者は若いころからこの不浄霊に何度も人生の足を引っ張られて、しなくても良い苦労を散々させられてきました。それは依頼者の家族も同じです。その依頼者がこの不浄霊の成仏を願って毎日お水やお線香をあげて祈りを続けています。それにもかかわらず、いつまでも反抗して攻撃をしてくるこの不浄霊に私はついに“感情的に”切れたのです。

 昔、除霊では怒りをパワーに変えて不浄霊と戦ってきました。しかし、霊に進む方向性を示す際には、感情を押さえて慈悲の心を持って接しなければなりません。力に頼って霊を祓う私は、浄霊のやり方を教えてくださった方から良くそのことを注意されました。

~怒りに任せて霊を祓うことは邪道だし、あなたは正しい方法で不浄霊を上げることができる~

そう言われたこの言葉の意味を私は理解しています。だから怒りを力に変えて霊を祓うようなやり方はずっと封印してきたのです。しかし今回、依頼者の方の状況や自分の状態を鑑みた時に、本当に腹が立ってずっと封印してきた以前のやり方で、この不浄霊と戦いました。そしてこの不浄霊を黙らせました。それからおとなしくなった不浄霊に静かに“魂の定め”について言って聞かせて、あの世へ上がって輪廻転生するように導いたのです。結果として浄霊はきれいに終了しました。しかし、私の気持ちの中には、モヤモヤが色濃く残っています。今回のように抵抗してくる不浄霊に対しても、「力で黙らせるのではなく、別の方法があったのではないか」というモヤモヤです。私はまだまだ修行が足りません。人や霊と対峙するとき、なかなか自分が心から納得する形で問題解決を図ることができません。人の生きる世界も霊の世界も、本当に奥が深くて難しいと考えさせられました。

 

 

【2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。

 

霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法


■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

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