第１３２５回　命の戦い

　昨日は重い病気にかかられた方のご主人から「妻を何としても助けてもらいたい」と依頼を受けて、都心にある専門病院の駐車場から病気快癒の祈祷と元気が出るようにパワーを送ってきました、この方とはご家族を含めてもう１０数年以上の長いお付き合いです。会社を経営している方ですが、従業員にも家族にもいつも誠実に暖かく接してきた方です。それだけ人の気持ちの分かる方ですから、難しい病気にかかってしまった奥さんの不安や悲しみを痛いほど感じています。ですから何としても回復させたくて、考えられる最高の病院を選び、最高の知識・実績・技術のある医師によって治療を受けています。すでに地元の総合病院の検査では発見できなかった病巣も見つかっていて、この病院を紹介してもらった効果は出ています。私は医師ではありませんから直接体を治療することはできません。しかし、原因不明や重篤な状態になった方のご家族からは、ときどき「助けてほしい」と頼まれることがあります。そしてその結果ですが、ほとんどのケースでちゃんと退院できるところまで回復させています。医者でない私がいったい何をやっているのでしょうか。

　よくお話ししているように人間の体は、肉体に“アストラル体（精神的身体）”とエーテル体（霊的身体）“という２つの身体が三位一体となって重なってます。そしてこの３つの身体はお互いにリンクして影響を与え合っています。ストレスが溜まって胃に穴が開くのは、厳密に言えば、ストレスによってアストラル体が傷つき、その影響が肉体に伝わって胃に穴を開けてしまったのです。霊の影響を受けて精神的に不安定になるのは、厳密に言えば、霊の影響を受けてエーテル体が傷ついた影響が、アストラル体へ伝わって精神を不安定へさせたのです。逆に病気で肉体の状態が悪いと、その影響がエーテル体へ伝わります。その結果、霊的に敏感になって、霊の憑依を受けやすくなることがあります。このように３つの身体がリンクしているのなら、私が病気の人のエーテル体に働きかけて、良い状態へすれば、その影響は肉体にも伝わることになります。私は医者ではありませんから直接肉体の状態を良くすることはできませんが、霊能者ですからエーテル体の状態を上げることはできます。エーテル体を上げた影響は、アストラル体へ伝わって気持ちを強くしたり、肉体へ伝わって、病気の数値を下げることにつながるのです。

　同時に私がパワーを送ることは、その人の“気”の流れを良くします。人間の体には血管のように全身に“気血（きけつ）”が巡らされています。その気血の流れの交差点に当たる“経絡（けいらく）”は、ときどき詰まって流れを悪くしまいます。今までたくさんの病人を見てきましたが、病気の人で気がきれいに流れている人はまずいません。ですから私が気の流れの滞っている部分へパワーを送ることで、流れの目詰まりは解消されてスムーズになります。このようにエーテル体の状態を上げることで、アストラル体と肉体を良くするとともに、パワーを送ることで気の流れを改善して、肉体を良い状態へ上げていきます。ですから特に投薬や手術を行わなくても、体の状態が飛躍的に上がってくる人がいるのです。

　昨日はフラフラになるまで、全力で施術を行いました。奥さんは今は苦しくてもきっと半年後には、笑顔で家族旅行へ行くことが出来ていると私は確信しています。

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