フリーアナウンサーの小倉智昭さんが、先日、テレビの情報番組の中で、現在、ステージ4の膀胱がんを治療中で、長年にわたる闘病生活の様子を語りました。小倉さんは2016年68歳のときに、トイレへ行って血尿に気づきました。小倉さんは30代のころから糖尿病を抱えていたので体調にはいつも気を付けて、排尿の時も注意深く見ていたのです。すぐに検査をすると、小倉さんの膀胱にはがんが出来ていました。しかも筋層まで入り込んでいて転移する可能性が高いので医師からは「膀胱を全摘出してください」と言われました。ところが膀胱がんの全摘出を受けると性機能に障害が起きることがあるため、小倉さんは手術を躊躇しました。そして2018年になってようやく膀胱の全摘出手術を受けたのです。しかし、2021年にはがんが肺へ転移しているのが見つかりました。そして2023年にはがんが広がった左腎臓を摘出しました。そしてこの2月末からは腎臓の周囲に広がったがんの本格的な治療に入りました。

 このような状況の中で小倉さんは実際に”臨死体験“をしたと言います。それは抗がん剤治療で、意識が混濁している中で”三途の川“が見えたというのです。そして三途の川の岸辺には亡くなったお父さんが立っていて、小倉さんに「もう、そろそろ行くか?」と、話しかけてきたのです。小倉さんは夢の中で、お父さんに「オレは行かない」と答えたというのです。そして「もしあのとき一緒に行っていたら、今ここにいなかったかもしれない」と振り返りました。

 臨死体験というのは生と死のまさに狭間になります。一時的に心臓が止まったりして、この狭間を乗り越えてしまった人が時々います。その人たちが目にしたあの世の風景は、荒涼とした三途の川が流れていたり、きれいなお花畑が広がっていたり、亡くなった家族が待っていたりします。同じあの世の景色なのに人それぞれで風景が大きく異なるのは、その人の心(意識)の中にどんな景色が刻まれているのかによって違うからです。もしあなたが死後の世界の認識として、閻魔大王が出てきて生きていた時の罪を裁かれると考えているなら、心臓が止まった後に怖い顔をした閻魔大王がやってくると思います。もし、子供の頃にかわいがっていたペットの犬や猫が迎えに来てくれると信じているなら、きっと亡くなったペットと再会できることでしょう。あの世でまた会うことを約束して亡くなった配偶者や恋人がいるなら、きっと懐かしい人とまた会えることでしょう。私は自分の本の中でも書きましたが、あの世自体は無色透明でどんな世界でも映し出すことができる大きなスクリーンだと思っています。ですからあなたが人を苦しめて怒りや苦痛に歪んだ人の顔ばかり見てきたとすれば、きっとその顔がスクリーン全体に広がっていくでしょう。いつも優しい笑顔に囲まれて生きてきたとすれば、あの世の景色はあなたにとって、春の日差しのように暖かでやさしい輝きにあふれたものになるでしょう。あなたの周りの景色はあなた自身の行動が作り出しています。私も自分の周囲にたくさん笑顔が広がるように、頑張って行こうと思います。

 

 

【2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。

 

霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法


■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

シュンさんのX ここをクリック!

 

シュンさんのYouTubeチャンネル ここをクリック!

 

シュンさんのホームページ ここをクリック!