私は自分のホームページの中で、私にできることとして「行方不明者及び記憶喪失者の捜索」と明記しています。また以前、テレビ番組で記憶喪失の老人の身元を探したり、行方不明になったペットを探したりしました。その結果は100%ではありませんが、対象者が生きていても死んでいても、半数ぐらいの方は見つけ出してきました。見つけ出せる人と見つけ出せない人の違いは、その人が本心で「探し出してほしい」と思っているのか、「探さないでほしい」と思っているのか、その違いが大きく影響します。「探し出してほしい」と思っていれば、私がその人とつながりやすいので、足取りを追跡することができるのです。逆に「探さないでほしい」と強く思っていると、私がその人とつながろうとしてもそれを拒否されてしまいます。そのため見つけ出すことは困難になります。私は対象者の愛用品などを手にすることで、その人の霊的な波長を感じ取って頭に刻み込みます。そして頭の中にレーダーのようなものを思い描いて、対象者の霊的な波長が東西南北のどちらの方向から発信されているのかを追いかけます。ですから家出をした人が、東京から仙台へ行って、仙台から大阪へ移動していると、同じように東京から仙台経由で大阪へ行きます。今、大阪に住んでいるとしても、東京から直接大阪へ行くことはできません。警察犬に犯人の服の臭いを嗅がせると、警察犬はその臭いを辿って犯人を追いかけていきます。私尾場合は、臭いが波長に替わっただけで、やっていることは同じような作業になります。
また時々、人やペットではないものの捜索を頼まれることもあります。たとえば指輪・ネックレス・イヤリングなどの装飾品や時計・鍵・自動車の捜索を頼まれたこともあります。私にとって重要なのは、“(霊的な)波長”になります。この波長を頼りにして追跡を開始します。ですから波長が感じ取れるものであれば、それを追いかけていくことはできるのです。
たとえば車が盗まれた場合、車の運転席には車を運転していた人の波長がしっかりと残っています。時計を紛失したとき、時計には今までその時計を付けていた人の波長が残ります。日本人形の髪の毛が伸びたり、彫刻の目から涙が流れることがあります。それは物にも念がこもることを現わしています。物から波長を辿ることは人や動物よりは困難な作業です。しかし、念(思い)が強く残っているものであれば、そこから波長を拾い上げることは不可能ではありません。波長が分かれば、それが私とつながれる範囲のものであれば同調できますから捜索することができるのです。
また、同調することで捜索以外にも、さまざまに感じ取ることが可能になります。たとえば以前のブログで書いたように、20年前に別れた元カノが自分をフッた本当の理由は何なのか。若いころに好きだった男性が今どこで何をしているのか。昔、乗っていた愛車が今でも現役で街を走っているのか。昔、教育の名のものと、自分にだけ厳しい態度をとってきた担任は、どのような思いで自分をいじめていたのか。私よりも弟ばかりをかわいがってきた母親の動機は何なのか。自分と父親は本当に血のつながっている親子なのか。子供の頃に飼っていた犬と、どのような形で輪廻転生後に再会できるのか。
青春の思い出は静かに胸の中に暖めておきたいものですが、同調すること、霊視をすることで、その時の彼氏・彼女の本音を知ることは、難しいことではないのです
【2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。
■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方