昨日、ニュースを見ていたところ、中東の「ガザ地区」から帰国した「国境なき医師団」の医師が会見を開いていました。今、「ガザ」地区は、ハマスと敵対するイスラエルによる空爆が毎日続けられています。そのためこの医師も「すぐ近くが空爆されて、死を覚悟したことが2回あった」と話していました。そして「(私は)目の前にある一人の命を何とか救うことはできても、毎日失われているたくさんの命を救うことはできない」と涙ながらに戦いの終結を訴えていました。彼女(女医)の言葉には、自分が命がけで助けている命の何倍もの命が失われていることの悲しみや怒り、そして無力感が溢れていました。

 私は政治や戦争からはできるだけ目をそむけて生きてきました。本当は一人一人がもっと政治に関心を持って、時には自ら行動することで人類の未来が良くなるように汗を流さなくてはいけないのでしょう。それを家でお茶をすすりながらニュースを見て、自らは何もしないくせに、「自民党がダメだ」とか「立憲がなってない」とか「ロシアが悪い」とか不平不満ばかりをぶつけているのは卑怯だと思います。特に選挙にも行かないのに、国や社会に文句ばかり言うのは間違っています。不平不満をぶつけるなら、自分自身も一定の責任を負うべきだと思います。自らの責任は放棄して文句ばかり言うのは見苦しいのです。ですから私は政治の問題からは目をそむけているのです。政治について真剣に目を向ければ、言いたいことや苛立ち、腹の立つことは山ほどあります。ただ、政治活動にまったく参加してもいない私が文句だけ言うのは嫌なので、政治や戦争の問題と関わりのないところで生きてきたのです。

 しかし、どれだけ政治や戦争と関わりのないところで生きていても、「戦争」という行為が無意味で無慈悲なものであるかは分かります。それは戦争は何も生み出さないからです。人をより多く殺して、建物やインフラをよりたくさん破壊した国が戦争に勝つのです。そして戦争が始まれば、勝利を目指して破壊や殺戮が繰り返されます。それは私たち人類が幸せな未来を求めることに逆行する行為です。その無意味な行為によって、第1次世界大戦(1914年~1918年)では、1600万人もの戦死者と2000万人に及ぶ戦傷者を出したのです。それからわずか21年後に第2次世界大戦(1939年から1945年)が始まり、民間人の被害者3800万人~5500万人、軍人の犠牲者2200万人~2500万人もの被害を出しました。

 命を持って生まれてきた人が殺されれば、その人に愛情を注いできた親兄弟や配偶者・友人も悲しみに打ちひしがれます。世界中で2500万人もの人が戦争によって命を奪われたことで、いった何億の人たちが傷つき悲しみに暮れたことでしょうか。戦争の歴史は紀元前1286年にシリアのオロンテス川一帯で起きた「古代エジプト」と「ヒッタイト」の戦いである「カジュの戦い」が記録に残された最初に戦争と言われています。人類はそれから3千年以上が経過しても、未だに愚かな戦いを続けています。槍や刀を武器にして他国を侵略していた時から、その思考回路は何ら進化していません。

 政治や戦争に対して責任を負うことも行動することもできない私は、祈ることしかできません。今日は「ふたご座流星群」が夜21時から明日の明け方まで良く見えるようです。ピークは15日の午前1時から3時で、「オリオン座」の左斜め上あたりから、放射状に流星は放たれます。静かな気持ちで星空を眺めて、世界から貧困や戦争がなくなることを祈りたいと思います。

 

 

【2022年9月1日から、紀伊國屋書店をはじめとする全国の書店、インターネット書店(アマゾン・楽天など)で、シュンさんの本が発売になりました。「地球はどうしてできたのか」「人類はどうして誕生したのか」「霊界の仕組みや構造はどうなっているのか」そして「幸せに生きるすべはどのようなものか」、シュンさんがさまざまな体験に基づいて明確に答えています。悪質な”霊感商法”が問題になっている今だからこそ、霊や霊界について正しい知識を身に付けて、悪徳業者を見分けるポイントを把握してください。

 

霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法


■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

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