事件・事故や突然死でないケースで人が亡くなっていく時、多くの場合は自宅の布団や病院や施設のベッドの上で死んでいくことになります。そんなとき死んでいく本人に死が近づいている自覚はあります。たとえば同じ腹痛や頭痛でも、それが回復可能なものであるときと、死へ続くプロセスであるときと、痛みの性質が異なります。同じ激痛でもそれが死へ向かう階段を上げっているときの痛みは、鋭さが違います。それは今まで生きてきた中で何度も経験してきた激痛とは明らかに種類が異なります。そのため多くの人は、
「何だ、この痛みは?」
と疑念を持ちます。痛みに七転八倒していながらも、今までと性質の違う痛みに不安を覚えます。人によってはこの時点で死が近いことを察して、落胆する人もいます。そして、ベッドに横たわり、治療を続ける中でも、今まで経験しなかった疲労感、倦怠感、そして体の重さや息苦しさにさいなまれます。そして、今まで普通にできていたことが次第に出来なくなっていき、
「これはただ事ではないぞ」「死が近づいているのではないか」
そう感じて少しずつ死を受け入れるようになっていきます。
このとき強く“生きたい、死にたくない”と念じて、葛藤に陥る人でも、お見舞いに来た家族や友人の言葉の端々、所作、涙などを見て、自分はもうすぐ死んでいくことを感じ取っていきます。そして心の中で死へ向かう準備を整えて死んでいきます。ですから事故や事件などで、突然死を迎えた人は、その準備ができないままにいきなり死に直面します。そのため肉体を失った魂がなかなか死を受け入れられません。そしてスムーズにあの世へ上がることが出来ずに、霊として長く現世にとどまることがあります。スムーズにあの世へ上がれなくなった魂は、死んだ場所にしばらく留まることが多いのです。ですから病院(特に救急病院)は、霊的に見ると、お墓よりも危険な場所になるのです。
そして死が近づいてきた人は、他人から見てもその状況が映し出されます。私は死期の近い人をみると「枯れているように」見えるのです。それは植物が枝や葉の中を通る栄養分が枯渇して枯れていくのと同じです。それは見た目が痩せてガリガリになるという意味ではありません。肥満で太っている人でも、死期が近づいてくると、体全体が枯れてくるのです。色がくすんできたり、セピア色に変色して見えることもあります。他には「白黒画像のように見える」という人もいます。また、鬼のような生き物が見えたとか、ボロボロの着物を着た老婆が手を引いていたという人もいます。よく存在感のない人のことを“影が薄い”と言いますが、死期の近づいている人もまた影が薄く感じられるのです。
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■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方