私は時々、NHKの「大河ドラマ」を見ます。主人公に興味があったり、テーマに共感できる年は、1年間、毎回かかさずに見ています。昨年放送された「鎌倉殿の13人」は、私の通った高校が、主人公の小栗旬さんが演じた鎌倉幕府第2代執権「北条義時」に関係があったことから、親近感を持って見ていました。私の通った高校は、鎌倉幕府第5代執権「北条時頼」が、宋の国から蘭渓道隆(らんけいどうりゅう:禅僧)を招き1253年、鎌倉市内に建長寺を創建したことから始まります。そして建長寺が明治18年に「宋学林」という学問所を創設して、それが大正10年に中学校の設立認可を受けて私の通った学校(中学・高校)の設立へつながっています。私は学生時代には臨済宗や仏教の教育は全く受けていません。そのような授業もカリキュラムもありませんでした。ただ、建長寺が経営している学校で建長寺の隣にありますから、いやでも建長寺や北条氏のことは頭の片隅にありました。そのため私は歴史ものの映画やドラマは大好きですが、多くの人に人気のある「戦国時代」や「明治維新」の頃とは別に「鎌倉時代」をテーマにしたドラマも数多く観てきました。
「鎌倉殿の13人」を見る中で気になったシーンがいくつかあります。その中に「後白河法皇」や「源頼朝」など時の権力者が、僧侶に命じて政敵を「呪詛」させているシーンが何度も映りました。この時代は「呪詛」が本当に効果のあるもので、人を呪い殺すことが出来ると信じられていました。ですから「源頼朝」の弟の僧侶「阿野全成(あのぜんじょう)」は、「源頼朝」の嫡男「源頼家」を呪詛した罪で、常陸の国に配流されたあと殺害されてしまったのです。それは「呪詛」というものが、単なる“おまじない”ではなく、実行力があると考えられていたからです。
私が実際、神社・仏閣の中で、“非常に悪い”と感じたところは、過去に呪詛をしていた痕跡のある場所がたくさんあります。エネルギーの中でも「ネガティブなもの」「マイナスの力が働くもの」は、その場所やその人に強く残ります。呪詛はその最たるものですから、これを行っていた場所には、非常に悪い力が滞留しています。ここを訪れたり、留まったりすれば、その影響はすぐに自分に現れます。“運気”はとても感染しやすいものです。良い運気を持っている人といつも一緒にいれば、自分の運気もおのずとアップします。逆に悪い運気を持っている人と一緒にいれば、自分の運気もどんどん下がります。さらに運気は上げるのは大変でも下げるのはたやすいのです。ですから運気の悪い人や悪い気(エネルギー)の溜まっている場所には注意しなければなりません。簡単に人生の流れを悪くしてしまうことになります。
気を付けなければいけない場所は、人の悲しみや無念の思いがたくさん残っている震災や災害の現場。戦災に遭って多くの人が亡くなっている場所。古戦場跡や救急病院。これらの場所にはできれば近づかない方が良いのです。それはそこにいる不浄霊と波長が合わなくて、その場で何か見たり感じることが無くても、確実に自分の運気を下げることになります。以前、このブログでも書きましたが、北条氏で言えば、鎌倉幕府第14代執権「北条高時」が、「新田義貞」に攻め込まれて、北条一族の女性・赤ん坊を含む数百人と共に自害して果てた旧「東勝寺跡」=「北条高時腹切りやぐら」は、心霊スポットの多い鎌倉の中でも、最恐の場所になっています。私も一度訪れて気持ちが悪くなってからは、二度と近づいていません。皆さんもたくさんの人が亡くなった場所と共に、昼間でも薄暗かったり湿っぽい神社・仏閣には、決して近づかないでください。
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■書名
霊界が教えてくれる
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■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方