今は浄霊のマントラを1日がかりで唱えています。夜の時間は18時、21時、24時、3時、6時とマントラを唱えます。唱える部屋には暖房を入れてます。しかし、休憩時間に外に出ると、まさに身を切るような冷気に襲われます。それはもう“寒い”というよりも、“痛い”と言った方が合っています。この身を刺すような冬の寒さを感じるといつも思い出すことがあります。

 私が子供のころにやっていたテレビ番組で、忘れられないものがあります。それはTBS系列で毎週日曜日19時から19時30分まで放送されていました。調べてみると1968年9月15日~1969年3月9日まで全26話が放送されていました。今考えても、家族団らんの日曜日の夜にはふさわしくない内容のドラマです。毎回、子供にはかなり怖くて心に焼き付くような内容ですので、このブログでも以前にこの番組には触れています。勝呂誉さんや岸田森さんが出演していた「怪奇大作戦」というドラマです。内容は毎回取り上げられる怪奇現象が、実は人間の手によって作り出された科学犯罪であることを「SRI(Science Research Institute:科学捜査研究所)のメンバーが立証していきます。怪奇現象を科学で解明する理論は、子供には十分な説得力がありました。しかし、毎回取り上げられるテーマが非常に恐いのです。たとえば、スペクトルG線発車銃を使った「死神の子守歌」、事故死の後に吸血鬼として蘇生する「吸血地獄」、植物の毒を使った「散歩する首」、殺人人形を使った「青い血の女」などです。タイトルを見ただけでも十分に不気味だと思いますが、私がこの中で覚えているものに「かまいたち」というテーマがありました。これは犯人が人工的に真空状態を作り出す装置を使って殺人を繰り返します。寒々とした冬の夜に、帰宅を急ぐ若い女性が、街灯の下を通りかかります。するとどこからか急につむじ風が吹いてきて髪型が乱れます。その瞬間、全身がバラバラに切り刻まれて女性は即死します。この映像が頭の中にずっと残っているのです。ですからこの番組を見てから、風の強い冬の夜は、街灯の下を通るのが何かはばかれてなりませんでした。

 鎌鼬(かまいたち)はそもそも日本に伝わる妖怪のことです。つむじ風の乗って現れて、人を斬り付けます。「かまいたち」に出会った人は、刃物で切られたように、鋭く体を切られますが、痛みはなく血も出ないと言われています。その姿は、中国神話に登場する「窮奇(きゅうき)ハリネズミのような毛の生えた牛」と同一視されていました。山に住んで犬のような鳴き声を出して、人間を頭から食べると言われています。

 「かまいたち」についての民間伝承は雪深い地域を中心に各地に残されています。東北地方では「かまいたち」による傷は、古い暦を黒焼きにして、傷口につけると治ると言われています。和歌山県では路上で転倒して傷を負ったときに、傷口が鎌で切ったような形状をしている場合は、「かまいたち」の仕業であると言われていました。奈良県吉野地方では、「かまいたち」に噛まれると人は転倒して傷口が開くものの血は出ないと言われています。信越地方では「かまいたち」は悪神の仕業で暦を踏むとこの災いに遭うという俗説があります。愛知県東部では「かまいたち」は「飯綱(いづな)」とも呼ばれ、かつて飯綱使いが、弟子に飯綱の封じ方を教えなかったために、逃げた飯綱が生き血を吸うために、旋風に乗って人を襲うと言われていました。そして「かまいたち」に切られても血が出ないのは、「かまいたち(飯綱)」が出血した血を吸うためだと考えられていたのです。徳島県祖谷地方では、葬式の穴掘りに使った鎌や鍬は墓場に7日間置いてから持ち帰らないと、野鎌に化けると言われています。また西日本には、「かまいたち」を「風鎌(かざかま)」といって、人の肌を削ぐものだと考えている地域があります。そして削がれた直後は痛みは感じないものの、しばらくすると堪えがたい、痛みと出血を伴うと言われています。ただし、古い暦を懐に入れておくと、風鎌に襲われることを防げると信じられていました。

 このように元々は妖怪だった「かまいたち」の話は、日本各地に伝えられています。冬の深夜に肌を刺すような冷たい風が体に当たると、何かに切られたような痛みが一瞬走ります。そのとき私はその正体を見極めようと、思わず周囲を見回しています。

 

払沢2

 

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霊界が教えてくれるこの世で幸福になる方法

 

■書名

霊界が教えてくれる

この世で幸福になる方法

■著者:霊能者SHUN(シュン)

■四六判248頁

■定価1650円(本体1500円+税10%)

■ISBN978-4-341-08818-7

■発売 株式会社ごま書房新社

 

 目次

序章:地球の誕生と人類の出現

第一章:霊界の存在とその仕組み

第二章:人の縁の不思議

第三章:心霊スポットが危険な理由

第四章:霊障は理不尽なもの

第五章:先祖と私たち

第六章:この世の上手な過ごし方

 

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