霊現象として霊体が見える時、その霊と自分の霊的な波長が近いと、生きている人間と見間違うくらいにハッキリと見えることがあります。私は地元の草野球のチームに所属しています。練習に参加することはほとんどありませんが、試合になれば連絡が来て参加しています。先日もチームから連絡が入り、近くのグラウンドで同じリーグの対戦相手と試合を行いました。私にはグラウンドに午前8時集合で午前9時から試合開始と連絡が入りました。しかし、何の手違いか、グラウンドに着くと試合は午後1時開始と言われました。私は予定通り8時前にはグラウンドに着いていましたから、試合開始まで5時間も時間をつぶすことになりました。家までは車で15分ですから、一旦帰ることも考えました。しかし、チームのメンバーは、
「みんなが集まって練習する機会は、めったにないのだから、午前中はみんなで練習しよう」
と言い出したのです。私は酷暑の中ですから、本音は練習に参加したくはありませんでした。しかし、チームワークは大事ですし、この日は夕方までに帰宅できれば仕事に支障はありません。したがってみんなでノックをしたり、キャッチボールをしたりして、久しぶりに汗を流しました。私は暑い日中ですので、ときどき日陰のベンチに座って、休みながら練習に参加しました。すると小学5年生ぐらいの見たこともない男の子がグローブをしたまま私の隣に座って練習を眺めていました。
~きっと誰かチームのメンバーが子供を連れてきたのだろう~
試合の日はベンチには、メンバーの奥さんや彼女が、冷たい飲み物や氷水、おしぼりなどを用意して集まっています。子供を連れてきている人もいます。ですから私は違和感なく隣の子どもに話しかけました。
「よーし、おじさんとキャッチボールしようか?」
私がそう言って立ち上がると、その子供は黙ってうなずいて私に付いてグラウンドの脇までやってきました。私は30mぐらい離れて立ったその子の胸をめがけてボールを投げました。するとボールはその子のグローブも体も見事にすり抜けて、外野へ転がっていきました。生きている子供ではなかったのです。しかし、私はまったく霊体とは気づきませんでした。
昔、サラリーマン時代に、仕事が終わった後で、同僚3人で居酒屋でお酒を飲んでいました。そのあとに3人でパブへ行くことになり、私は同僚がよく通っているというお店へ初めて入りました。私たちはボックス席に座ると、私の隣にまず一人、女性スタッフがやってきました。私は居酒屋で飲んだお酒で口も滑らかになって、隣の女性に話しかけました。
「今日は〇〇につれられて初めてこのお店に来ました。彼はよく飲みに来ているらしいね。お店の中、思ったより広いね。ウイスキーをロックでちょうだい」
するとしばらくして同僚の〇〇が別の女性スタッフを連れてボックス席にやってきました。すると〇〇は怪訝そうな顔をして私に話しかけました。
「何、横向いて“独り言”言ってるの?変だよ」
そう言って笑ったのです。私は驚いて反対側の隣を振り返りました。すると隣に座っていたはずの女性は消えていました。(2)へ続く。
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■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方