古くから鏡の中は異界(魔界)とつながっていると言われてきました。そのため昔、私の実家にあった三面鏡は、使わないときは常に布のカバーをかぶせていました。昔の人は鏡は「霊道につながっている」とか、「死んだときの自分の顔が映ると引き込まれる」など、子供が怖がるような話をたくさんしていた記憶があります。また、学生時代になって、スピリチュアルに興味を持つようになってからは、「中古の鏡には、そこに映っていた人の苦しみが残っているから、絶対に買ってはいけない」とか、「合わせ鏡を作って呪文を唱えると悪魔が現れる」などと聞かされました。悪魔については、中学生のころに市の図書館へ行って、中世ヨーロッパの絵画が納められた写真集を見たことがあります。その中にキリスト教の大司教と悪魔「メフィスト」が並んで描かれた油絵がありました。その絵の解説書に「ソロモンの鍵」というヨーロッパに古くから伝わる「魔法書」について書かれた一説がありました。それに興味を持った私は、「ソロモンの鍵」について、図書館にある資料を調べて自分なりに解読しました。そして、深夜に家を抜け出して、そこに書かれた手順に従い、魔法陣を作り、その中に立って悪魔を呼び出す呪文を一心不乱に唱えました。しかし、何時間経っても悪魔は現れませんでした。「ソロモンの鍵」に書かれた方法は非常に困難で面倒な作業を伴いました。それを自分なりに完璧に実行したのに、悪魔を呼び出すことはできませんでしたから、そのことで「魔術」や「魔界」に対する興味は一気に冷めてしまいました。
しかし、タクシードライバーが、墓地の近くで深夜に白いワンピースを着た女性客を乗せたところ、ふとバックミラーを見ると、誰も映っていなかったといった話は時々聞きます。私自身、しつこい不浄霊に付きまとわれていた時に、風呂場や洗面所の鏡を何気なく見た瞬間に、その姿が映ってドキッとしたことが何回もあります。そういった意味では鏡が「異界へつながっている」とか、「霊道が通っている」とは思いませんが、霊的なものと近い存在であることは間違いないと思います。
実際、私も鏡を不浄霊に対抗するアイテムとして活用しています。普段はあまり使いませんので、ホームページでは紹介していませんが、“魔鏡”と言われる特殊な鏡を使って強く霊障を受けている人を守ることがあります。まずは魔鏡を仕入れて、その表面にその不浄霊が嫌がるお経を墨でびっしりと書き込んで行きます。次にお経の書かれた魔鏡を粉々に砕きます。砕いた鏡は触れると切れて危険ですので、“カーテンレール”など“U型”をしている細長いものの中に両面テープでぎっしりと貼り付けていきます。貼り付けた後は、鏡の破片が飛び出さないように透明のテープなどで塞ぎます。そして夜寝ている自分を守るために、布団やベッドの周囲にこのカーテンレールを敷いてバリアを張ります。そうやってお札やパワーストーンを置いてもしつこく侵入してくる不浄霊が、霊障を与えることから守ります。
普通は夜寝ているときに、不浄霊の影響を受ける場合は、霊符を貼ったり、パワーストーンを室内に置くことで不浄霊の侵入を防ぎます。それでも入ってくる場合は、お札よりも力の強い「写経」と掲げるとか、パワーストーンの数を増やして守りを強化します。それでもまだ、侵入してくるときには、室内に結界を張って不浄霊をブロックします。それでもさらに悪影響を出してくるときに、魔鏡によってベッドや布団を囲って自分を守ります。つまり、魔鏡は、不浄霊に対抗するアイテムの中でもかなり強いものです。それはお経の経文やそこに込めた念の力もありますが、鏡には霊を跳ね返す力も本来備わっているからです。
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■書名
霊界が教えてくれる
この世で幸福になる方法
■著者:霊能者SHUN(シュン)
■四六判248頁
■定価1650円(本体1500円+税10%)
■ISBN978-4-341-08818-7
■発売 株式会社ごま書房新社
目次
序章:地球の誕生と人類の出現
第一章:霊界の存在とその仕組み
第二章:人の縁の不思議
第三章:心霊スポットが危険な理由
第四章:霊障は理不尽なもの
第五章:先祖と私たち
第六章:この世の上手な過ごし方
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